画像はAI生成
マリーゴールド、道場をオープン。
そして近藤修司がコーチを担当すると大きく公表。
若手の技失敗がワダイとなってしまった上半期、スキル・イメージの改善に本腰を入れ始めた。
記事後半に私の切り抜き動画などについてのコメントも。
道場開きの様子、ロッシー小川代表・近藤修司コメント
7月22日、多くのマスコミを集め道場お披露目。
場所は非公開。もしわかってもファンは絶対に行かないように。
??マリーゴールドが道場開き!
— Marigold マリーゴールド (@DSF_Marigold) July 22, 2025
本日、都内某所にてマリーゴールドが道場を開設しました。専属コーチに近藤修司が就任し、選手を育成していきます。#pw_mg pic.twitter.com/DzRZBUxjp6
??新道場でマスコミを前に6人タッグマッチのスパーリングを公開??
— Marigold マリーゴールド (@DSF_Marigold) July 22, 2025
特別レフェリー近藤修司コーチ
目の前で迫力ある動きを見せてくれました。#pw_mg pic.twitter.com/RlsFYpz5fZ
??道場開きの式典に続きリングを使っての合同練習始め。後に列席者に、ちゃんこ鍋が振るまわれた。ちなみに、ちゃんこ鍋は林下詩美と後藤智香が担当した。#pw_mg pic.twitter.com/chkVYQooos
— Marigold マリーゴールド (@DSF_Marigold) July 22, 2025
▼公式動画
■DIGEST 7月22日マリーゴールドが道場開き! - YouTube
▼デイリースポーツ動画
■マリーゴールドが念願の道場開き”技の失敗”への悔しさ…岩谷麻優、林下詩美が思い語る【チャプター付き】 - YouTube
道場探しはかなり苦労したとのこと。
長いコーチ歴のある近藤修司の起用も大きい。
■【会見全文】マリーゴールドが旗揚げから1年2ヶ月を経て道場開き!近藤修司が専属コーチに就任! | バトル・ニュース
https://battle-news.com/?p=134214
・道場探しには1年2ヶ月かかった。一番苦労したのは騒音。
・元は倉庫
ロッシー小川代表コメントから一部引用
――近藤選手をコーチに迎えたのはどういう理由だったんですか
「彼はね、プロレス大賞でベストマッチ賞もとったことあるぐらいな、基本技巧派なんで。そういう意味では、なんだろう、うまい選手なんで、やっぱプロレスは上手い人が教えないと。やっぱりね、もう自分何回か練習してるとこ見たんですけども、非常になんだろうな、昔ながらの練習じゃないんで。やっぱり強制はしない。いろんなやり方を教えてくれるから。だからいろんなやり方があるんだけど、リアリティっていうか、本当の戦いは教えてくれる。だから、別に形を教わるわけじゃない」
ただ、今までも練習はしてたんで。練習は週に何回もしてるんで、そこはね、ないからできないとかいうんじゃない。ただ自由に使えるっていう」
――時間の制約がないっていう点では、選手のコミュニケーションとかにも利用ができる
「前にはね、借りても1回3時間ぐらい。でもここも遠いからね(苦笑)ここに来たら1日いるような感じになっちゃうでしょう。だからようやく家というかね、城ができたんで」
近藤修選手司コメントから
――選手たちはどうですか?
「皆さんが思ってるより全然普通にはできてます。イメージが多分あれなんでしょうけど、僕の見解からしたら、自分のキャパを超えた試合をすると良くないっていうところなんで・・・多分プロレスの基本、根っこの部分だと思いますね、まず僕が教えなきゃいけないのは。派手な技がどうこうっていうよりも、プロレスってなんですか?どういうものなんですか?っていうのを多分教えることがメインになるんじゃないかという感じですね」
――今までマリーゴールドが言われていた、怪我が多かったりだとか、技の失敗が多かったりっていう部分は、派手に見せようとしすぎてたから
「そうですね、多分それじゃないですかね。普通にシンプルなプロレスはみんなできると思うんで。そういうことですよね。だからすぐに良くなりますよ。そういう意味では。でも、さらにその上を行かなきゃいけないんで、そこはもう小川さんと私は話をして、小川さんがどんなプロレスを目指しているのかっていうところを、もう1回それを教えていかなきゃいけない。そこは多分大変な作業になると思うんですけど。イメージは変わっていきます」
女子を教えるのはW-1プロレス学校以来。木村花さんらを指導している。
――この子が輝いてるなというような、目についた選手はいました?
「全員ですよ。目が違うと思います、全員。うんもう、技術的にはちょっとまだちゃんとわからないですけど、目は違いますよ。やっぱみんな、悔しい思いだったりとか、辛い思いをしてきてる選手が多いのかなって思うんですよね、状況的にも。だから負けたくないとか、そういうのが強いんじゃないかなとは。目が違います、うん」
――また時代が変わって、ここの団体の選手たちがGHCのベルトをかけて闘っているという点については近藤選手としてどう思われてますか?
「なんかそういう意味でも、親和性があるんですよ。僕の今の立場だと、マリーゴールドと親和性がある。僕がNOAHに上がってて、そのNOAHと1番近いところにある女子プロレスがマリーゴールド。WRESTLE UNIVERSEでも一緒に流れてるし、そういう意味では某団体の対局の位置に私もいると(笑)なんでマッチングが上手くすっとできたのかなと」
週刊プロレス取材。重なる発言もありますが、同じ場の発言なのかな?
■近藤修司はなぜマリーゴールドのコーチに就任したのか。そしてスターダムのコーチ、ミラノに対する意識は…【週刊プロレス】 | BBMスポーツ | ベースボール・マガジン社
https://www.bbm-japan.com/article/detail/62556
近藤「(マリーゴールドのコーチ就任の経緯は?)簡単に言うとマッチングしたということだと思うんです。
(どういうことでしょうか?)僕はコーチ業をやってみたいなという気持ちがあって。20年近くコーチをやってるんです、どこかしらで。そのキャリアを生かせないかなと。
(林下詩美選手を介してロッシー小川代表と縁が生まれたとか?)そうです。林下さんとのつながりで、ロッシーさんと話をさせてもらって。そしたら需要があると。それでマリーゴールドと僕がマッチングしたという感じです。
(マリーゴールドと近藤修司。違和感がありすぎて、なかなかイコールで結びつきませんでした)そうですよね。違う血が入る感じだと思います。でも(6月と7月の)2回ぐらい練習を見てるんですけど、悪くないなと思ったんですよ。
いことを背伸びしてやろうとしたり?)そう。そこは徹底して、何かやるんだったら10分の10。10分の9の成功率でもやらせない。10回やって10回できるものしかやってはいけない。そんなことだと思います。プロレスを教えてくれる人がいなかっただけ、いままで。という感想です。
(近藤さんは静岡在住。教えるペースは?)教えるペースは基本的にはマリーゴールドの練習の日程に合わせて、僕が来れるタイミングで。基本的にはいける時は行くつもりです。試合が重ならければぜんぜんやろうと思ってます。でも、早いと思いますよ。
(小川代表は、スターダムのコーチをしているミラノコレクションATさんを意識してるんじゃないの?的なことをおっしゃってましたが?)ハハハ! そうですよね、プロレスとしてはそれがおもしろいのかなと思います。ミラノさんと一緒にコーチをしてた時期があるんですよ。闘龍門時代だったかな、ちょっと正確には覚えてないですけど、僕とミラノさんから教わったっていう現役の選手はたくさんいると思います。それこそオカダなんか、そのなかのひとりですよ。そういう意味では(ミラノと)同じ思考でプロレスを教えていると思うので。
男子を教えるのと、女子を教えるので違いは?)技術的に言ったらボディースラムは女子式なので、僕は教えられなかったんです。男子式のボディースラムとは違うので、これは俺は教えられないって言いました。ボディースラムは教えないです。
近藤選手はひじょうに厳しい指導をされるという噂もあったのですが、もう時代に合わせて変えているのでしょうね。
ロッシー代表の過去インタビューを読むと、今風のやり方には否定的で、そこは合わせられるかは気になっていたが、今回の近藤選手発言からすると問題ないように感じる。
あまりスターダムなどと同じようでなく、違い独自のスタイルを作ってくれれば。
今回の道場の件ではエムシークリエイトの大橋さんに大変お世話になりました。この方がいたからこそ、順調に道場開きが出来たと思います。人と人との繋がりや縁は大事。皆さんがマリーゴールドを側面からバックアップしてくれている。感謝しかありません。 pic.twitter.com/XwfG2NE3wT
— ロッシー小川 Rossy Ogawa (@rossyogawa) July 22, 2025
近藤修司選手の選任コーチ就任の発表に続いて稽古始め。最後にちゃんこ鍋をご馳走になったがお世辞抜きで美味。なお、立地や道場のレイアウトを考えると、ファンに公開の道場マッチは行われないと思われるであります。#pw_mg pic.twitter.com/l5YRu5ZZNp
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) July 22, 2025
7月22日 晴天
— 岩谷麻優 MayuIwatani (@MayuIwatani) July 22, 2025
本日!!マリーゴールド道場開き!
めちゃくちゃ広い!めちゃくちゃ綺麗!
これから明るい未来になりますように??
ちゃんこ過去1美味しかった??
ご馳走様でした?? pic.twitter.com/mdnWFn6gHV
コーチに就任!
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) July 22, 2025
業務連絡
悔しさをバネに全部ひっくり返してみせてやれ!!#pw_mg pic.twitter.com/okBhL3fpry
■マリーゴールド、待望「道場」完成…ロッシー小川代表が声を震わせ万感あいさつ「感無量でいっぱい…新しい選手を育成してスキルを上げていきたい」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ee7c09db128fff7fccd5e6c32cfdb86fa32708a
■マリーゴールド、「専属コーチ」近藤修司が就任「私の命題はロッシーさんの頭の中のプロレスを具現化すること」…道場開きで発表(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/6716565c8033e99496b75e9f5a8dd18da07bdfbb
切り抜き動画の影響力、恐るべし
今の時代、道場を持つのは当たり前でもない。あったほうが良いのだろうが、簡単ではない。特に東京方面ではかなり大変だ。コスト面での負担は相当なものだと聞く。
近年、都内近郊で新しく道場を持った団体というと、NOAH、ディアナ、OSW・JTOぐらいか。ノアは都心からだいぶ遠いと聞く、大きな親会社の傘下でもある。他は会場兼道場。
いつでも練習できるといっても、夜は騒音の問題で禁止されていたりする場合があり、難しい。
それでも道場を持った大きな理由というのは、全体的な選手のレベルアップはもちろん、この上半期に話題となった切り抜き動画に対するイメージ的な対抗策。近藤修司選手のコーチ就任も。
プロレス団体のコーチというのは、いても公にされているとは限らない。新日本プロレスは近年、誰が指導しているかはっきり明言していない。これにはヒールの選手が指導しているからというパターンもありそうだが、公表しなくてもそこまで問題がないという判断があるのかもしれない。
ファン側からすると、誰の指導を受けているかは、プロレスを見て楽しむ上で大きなファクターとなるので、公開してほしいのが本音。師の存在が強すぎるというのは、イメージが固められてしまうようでマイナスな場合もあるのか……話がそれた。
で、切り抜き動画のインパクトは、本当に予想を超えて大きかった。移籍してきた岩谷麻優選手がマリーゴールドの印象を聞かれて、「技の失敗」と言ってしまったなんてこともあるが、業界人が想像する以上にかなり広まってしまった。
通常のマスコミ報道は全く通らず、SNSだけでひとつの団体のイメージを変えてしまうほどのインパクトを与えているのだから、恐ろしいものだ。
マリーゴールド旗揚げ前後、ネット上には、団体・所属選手の魅力を伝えようというニュース・インタビュー記事が山のようにアップされていた。日々、プロレス記事を拾っている自分だからわかるのだが、他団体と比べても多かったように感じた。団体設立後も記事はたくさん出た。これはネット系で女子プロレス関連が全体的に多いからというのもあるだろうが、それにしても数はかなりあった。
このやり方自体は珍しいものではない。当初の盛り上がりにはつながっていたでしょう。
ただ、同じネット系でも、時間やお金や人を通しプロが書いた記事よりも、素人が権利を無視して切り抜きで作った数秒の動画のほうが、真逆の評判を下げるものとはいえ大きな影響を与えてしまったようで恐ろしく感じる。
あの切り抜き自体、まったくマイナスだけということもない。若手に怪我が多かったのは事実だし、改善させるきっかけは与えたかもしれない。
既存のマスコミでそこを指摘するような記事が書けたかといえば疑問。書いたとしてファンから文句は飛んでくるでしょうね。「お前はダム派だからだろ」みたいな。
だからといってジャンジャン切り抜けという気もしないんですよ。
団体に道場をもたせるぐらいの影響力があるんだというのを、切り抜き者は自覚したほうがいい。
そのうえであまり調子にも乗るなと(笑)。
こういうのもある。
マリーゴールドで技の失敗があった、動画が回った。切り抜かれた部分は確かにひどいが、実際はそのミスを取り返すように試合は白熱。結果、盛り上がったそうだ。
ただ切り抜きだけ見た人の印象が変わることは難しいでしょう。バズり始めたら止められません。
切り抜き動画で知った人のほとんどは、おそらくマリーゴールドの試合を見ていない。
だからたとえ試合内容が改善されたとしても、それを認識させるのがなかなか難しい。だからマスコミをたくさん呼んで、SNSも使って「これから変わりますよ」と、なるべく広めていくのは最大限のまずできることではないかと思う。
失敗がまったくないプロレスというのは、ちょっと難しい。あっても気持ち悪いし。
この後も、マリーゴールドの試合を切り抜いて、「ほら、道場やコーチをつけても失敗してるじゃん、変わらないね」というような動画が出てくると思う。そこでどう空気が転がっていくかは、見ておきたい。
マリーゴールドのこれまでの技の失敗は、確かに動画を見ると、「ありえないだろう、ちょっと根本的におかしいんじゃないか」というものも結構あり、笑われても仕方ないところはある。
ただ個人的には、負傷するほどでなく単純に技の失敗をする場合は選手のアドリブ感やナチュラルなポテンシャルがはっきり表れる場面で、そこをどう挽回していくか、通常のプロレスでは見られない良い機会だと思うのだが、なかなか「ズンドコ」の一言で括られ切って捨てられたりしてしまう。そういう風潮は強くなっているような。選手が失敗を恐れ躊躇してしまうのではないかとも心配している。
しかし、世間一般でもそうだが、この切り抜き動画の影響力は相当なもので、もう避けたり誤魔化したりするのではなく、うまく利用していくぐらいでないとだめだろうという気持ちはある。そういう意味で、プロレスは新たなフェーズに入ったのかも……は言い過ぎか。どうなんでしょう、他にも出てくればそうかもしれない。
旗揚げ時に「昭和回帰」を目指すような発言もあったマリーゴールドが、外部からの新しいやり方により影響を受け、そこに対抗し始めたというのは、面白いと言ってしまうのはよくないのだろうが、今後も注目して見ていきます。
団体によって許されている観客撮影ショート動画は、ほとんど面白いんですけどね。あれ見ていくの好きです。