2025年06月14日

日本プロレスリング連盟が第2回理事会開催、フリーダムズが正会員、ドラディション・ディアナ・WAVEが賛助会員に、メディカル担当の設置義務

カテゴリー:いろいろ

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画像はAI生成

 日本プロレスリング連盟(UJPW)、2回目の理事会が行われました。
 内容をまとめます。



フリーダムズが正会員に追加

■第2回日本プロレスリング連盟理事会、およびセミナーを開催しました。
https://www.ujpw.org/post/%E7%AC%AC2%E5%9B%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E9%80%A3%E7%9B%9F%E7%90%86%E4%BA%8B%E4%BC%9A%E3%80%81%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%92%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
 加盟団体増加。
 理事会では、まず新規入会申込のあった団体の入会に関する議案が審議され、厳正な審査の結果、正会員としてプロレスリングFREEDOMS、賛助会員としてプロレスリング・ドラディション、ワールド女子プロレス・ディアナ、プロレスリングWAVEの入会がいずれも全会一致で承認されました。

 現在の加盟団体はこちら。
<正会員>
 新日本プロレス、全日本プロレス、大日本プロレス、プロレスリングNOAH、
 DDTプロレスリング、ドラゴンゲート、九州プロレス、
スターダム、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス
 プロレスリングFREEDOMS

<賛助会員>
 プロレスリング・ドラディション、ワールド女子プロレス・ディアナ、プロレスリングWAVE
 11+3に。

 正式会員の主な条件
・活動開始から2年以上
・売上が5千万円以上。
 
 正会員は理事会での議決権がある。賛助会員にはない。
 



・ヒューマンライツ・ポリシー及び安全ガイドライン制定


・■ヒューマンライツ・ポリシー及び安全ガイドライン制定
私達は、「プロレスは常に日本の皆様の背中を押すものでありたい。」というスローガンのもと、スポーツ、エンターテインメントとしてのプロレスの社会的地位の向上を図りたいと思っています。そのためには、全てのプロレスラー、スタッフ、ファンの皆様の人権(ヒューマンライツ)を尊重すること、そして可能な限りプロレスラーの怪我を予防・防止することがまず何よりも重要と考え、これらを発表する運びとなりました。

 人権ポリシーと安全ガイドラインは、ともに本連盟の理事会で協議し、全会一致で承認されました。特に安全ガイドラインについては、各団体間でのレスリング・スタイルやルールの違いも踏まえ、全会員に適用でき、かつ、可能な限り選手の安全を守るものとできるよう、議論を重ねた内容となっております。
 当然、ガイドラインやポリシーを定めたから安心というものではなく、各会員による規範遵守、連盟内での情報共有、時代に合わせたガイドラインの見直し等、色々な角度からの努力が今後も必要になると思います。引き続き、多くの皆様のご意見を尊重しながら、安心、安全なリングづくりのために、尽力して参りたいと考えています。

■ヒューマンライツ・ポリシー及び安全ガイドライン制定について
https://www.ujpw.org/post/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%88%B6%E5%AE%9A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A67
一個人的に気になった点を紹介。全文もぜひ確認を。
■一般社団法人日本プロレスリング連盟 ヒューマンライツ・ポリシー
▼基本的な考え方
 プロレスは、激しい身体的接触を伴う闘いであり、リング内外で鍛え抜かれたプロレスラー同士による熱戦が繰り広げられます。しかし、リングや公開されるバックステージ等以外における、プロレスの枠を越えた暴言、暴力やハラスメントを許容するものではありません。私たちは、暴言・暴力やハラスメントはもとより、一切の人権侵害行為を決して認めず、健全なプロレス文化の発展のために全力を尽くします。

▼ コンプライアンス
 私たちは、適用法令はもとより、国際的な人権規範の尊重に努めます。

▼ 差別の禁止
 私たちは、性別、国籍・人種、年齢、障害・病気、宗教、職業、性自認・性的指向などにかかわらず、誰もが平等に生きられる社会を後押ししたいと考え、あらゆる差別のない世界の実現に努めます。特に、社会的弱者やマイノリティの方々については、かつて人権が十分に保障されなかった歴史的経緯があることを理解します。

▼労働者・フリーランスの人権尊重
 私たちは、全ての労働者、フリーランス事業者が、適切な労働環境で労働し又は役務を提きるように努めます。とりわけ、違法な強制労働や児童労働は排除し、未成年のプロレスラーについては教育を受ける権利に十分配慮します。プロレスリングが高度の身体的危険を伴う競技であるからこそ、あらゆる人権が保障されるリングづくりに尽力します。

▼いじめ、誹謗中傷、ハラスメントの防止
 私たちは、全てのプロレスラー、スタッフが安心してプロレスに取り組み、また、全てファンの皆様に気持ちよく観戦してほしいと考えています。私たちは、プロレスにおける戦いと無関係に行われる、いかなるいじめ、誹謗中傷、ハラスメントも許容せず、また、これらを防止するための施策づくりに努めます。

▼プライバシーの尊重
 私たちは、全てのプロレスラー、スタッフ、ファンのプライバシーを尊重します。特に、インターネット上や SNS 上をはじめ、いかなるコミュニケーションにおいても、プロレスラーのプライバシーや私生活を侵害する行為を許しません。

▼教育・研修
 私たちは、会員に対するセミナー等を通じて、本ポリシー及び人権意識の向上に努めるととともに、その内容をウェブサイト等で開示・報告します。
 また、私たちは、人権侵害の根絶に向けて、社会における啓発活動に積極的に努めます。


 次に安全ガイドライン。
▼PART 3. 安全管理体制の整備
1.メディカル担当の設置義務
 正会員は、各団体において1人以上、メディカル担当を指定するものとします。メディカル担当は、救命講習を受講するなど、常に自らの救急対応の知見の獲得、研鑽に励まなければなりません。各団体は、自らが主催又は共催する全てのプロレスリングの興行について、会場内にメディカル担当を常駐させるものとします。メディカル担当は、選手について専門医の治療が必要と判断した場合又は選手が受診を希望した場合、可能な限り速やかに選手に医療機関を受診させるものとします。

2.リングドクターの駐在努力義務
 各団体は、いわゆるビッグマッチ(@主要な王座・選手権等が懸けられた試合若しくはA1000 人以上の観客の動員が合理的に見込まれる試合)又は通常のプロレスリングルールと著しく異なるルールで、かつ、選手の肉体的負担が増大する試合を含む大会には、リングドクターを常駐させ、又は直ちに臨場できるよう努め、選手が直ちに適切な治療を受けることができる体制の整備のために最大限尽力するものとします

3.団体による体調管理
 各団体は、体調の優れない選手を練習させ又は試合に出場させないよう、十分注意するものとし、また、選手に対しそのような場合は練習や出場を控えるよう指導します。最終的な試合出場可否の判断は当該選手、団体、メディカル担当及びリングドクターが協議の上、必要に応じて外部の医師等専門家とも相談し、専門家の意見を最大限尊重の上慎重に行われるものとします。
 各団体、メディカル担当及びレフェリーは、試合中であっても、選手において頭部又は頸部外傷、心停止、熱中症その他の重篤な怪我・病気を窺わせる症状がみられると判断した場合、直ちに試合を中止します。この場合、団体は当該選手に直ちに適切な検査を受診させるものとします。


▼PART 4. リングの確認、医療機関との連携
1.リングの確認各団体は、全ての興行において、リングその他興行又はプロレスリングの試合に使用される器具について欠損等がなく、安全に試合を行える状況であることを確認するものとしま
 す。各団体は、欠損等の可能性のあるリングその他の器具を使用してはなりません。

2.医療機関との連携等
 各団体は、全ての興行において、以下の確認措置を行わなければなりません。
・ 重点大会の主催地域におけるコールセンター又は最寄りの救急病院の確認
・ リング内から会場外に搬送する場合の救急経路の確認

▼PART 5. 事故後の対応
 団体は、自らのリングで怪我を負い又は疾患を発症した選手に対し、合理的な経済面及び医療面のサポートを行わなければなりません。
 団体は、怪我又は疾患の原因となった試合に関与した選手、レフェリー、メディカル担当、リングドクターその他の当事者(以下「事故等関係者」といいます。)に対し、速やかに事故の状況その他の報告を求め、怪我を負った選手の治療に最大限協力すると共に、原因の究明及び再発防止のための方策を検討するものとします。また、団体は、当該報告を行ったことを理由に、事故等関係者に対し不利益な処分を課してはなりません。


▼PART 6. 安全管理に向けた取組みの継続と実施
1.メディカル担当の知見の向上・共有
 メディカル担当は、当連盟が行う安全対策のためのセミナー等を定期的かつ継続的に受講します。また、メディカル担当は、当連盟が主催する報告会に継続的に出席し、自らの担当する団体において、直近で起こった重篤な事故の内容につき各団体に報告し、共有するものとし、団体はこれに最大限協力します

▼2.各団体における再発防止策の策定等
 各団体は、メディカル担当による団体間の知見の共有について最大限協力するものとし、また、その結果を踏まえて、常に自らの団体における再発防止策の策定・改善に努めなければなりません。


 「メディカル担当」を置く。そして「 リングドクターの駐在努力義務」が。義務ではない。」
 ビッマッチ限定なら義務でもいいと思うが、お金かかるんですよね。
 現実的にやれる形で決めたのでしょう。


 「団体は、自らのリングで怪我を負い又は疾患を発症した選手に対し、合理的な経済面及び医療面のサポートを行わなければなりません」とあるが、これは団体が医療費を全額負担するということなんでしょうか。「合理的とあるのがどうなるのか。
 大きな事故の情報共有は良いですね。
 ジャンルの特殊上、全ての公開はされないのでしょうが、予防策などで伝えられるものがあればしてほしい。ファンもできるだけ安心したいです。

 欠損のあったリングは使用禁止とあるが、マットプロレスに変更することには言及がないのでOKなんでしょう。
 「マット・プロレス自体どうよ」と言われそうだが、要は団体の独自なスタイルに変更が応じるようなところまでは口を出さないということなんでしょう。
 プロレスの幅を維持したまま、ルールを決めていくのは本当に難しいと思います。

 理事会後には、葦原一正氏のセミナーも。
 プロ野球・Bリーグ・ハンドボールリーグなどのスポーツビジネスn関わり続けた方。

 九州プロレス・筑前りょう太さんが参加してから、明らかに変わった気がします。

 活動報告があまりないこともあり、【何をやっているんだ?」と言われがちな日本プロレスリング連盟ですが、第1回の集まり時点でも徐々に動いていくという姿勢でしたし、これからなんでしょう。
 とにかく過去の似た組織が全く成功していないので「どうせ…」と思っている人が多そうであるし、この連盟も始まった当初はグダグダでしたし、信用されていくには丁寧さが必要かと。
 
 徐々に「連盟があるからこうなったんだ」というのが見えてくれば。

 今回、報道が全くないのが気にはなる。
 前回、木谷さん発言が無駄に話題となってしまったので抑え気味にっしてる?
 どこかで掘り下げるインタビューをしてほしいですね。




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posted by sugi
2025年06月 19:01 | いろいろ