2022年01月05日

オカダカズチカが4代目IWGPヘビーに感謝し世界を腰に、デスペラードが「エル・リンダマン」の名を出した!、柴田勝頼が直前ルール変更の“プロレス”復帰戦〜1.4 新日本・東京ドーム大会、情報&感想

カテゴリー:新日本プロレス

2201042.png


 1.4新日本・東京ドーム大会にツイテ。
 今回は3つの大きな出来事中心に。
 私の感想は一番下。


 大会結果は以下で。

■WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム ? 東京・東京ドーム 2022/1/4 | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/tornament/316803?showResult=1
 大会詳細・試合後コメント。

観衆:1万2047人。 . ←西部ドームを考えれば健闘か



▼サブスク映像アーカイブ

▼映像では田中リングアナのコールも聞こえました



CIMAが第0試合ランボーにサプライズ出場

 現在はGLEAT所属のCIMAが予告無く登場。
■WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム ? 東京・東京ドーム 2022/1/4 ? 第0試合 ? 『KOPW 2022』進出権争奪ニュージャパンランボー | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/card_result/329728
 CIMA・試合後コメント



CIMA「GLEAT、ストロングハーツのCIMAです。まずはこの地に立ったということが、僕も25年プロレスをやってますけど、最高にうれしいことですね。これ以上のことというのは、今日本のプロレス界ではないと思いますんで、今の日本のプロレス界の最高峰の舞台にまたこうして立つことができて、感謝してます。試合とか、明日のこととかっていうのは、まだ正直何も考えられないです。この新日本プロレス、日本が世界に誇る新日本プロレスですから、明日もGLEATとストロングハーツの名前を残すために、死ぬ気で、リング上で試合をするだけですね。ありがとうございます」
──今日手合わせして、印象に残った選手は?
CIMA「いや、ほとんどの選手がリング上ではじめましてというか、Nice to meet youな選手が多かったので、全く何するか分からなかったので、そういう緊張感というのはものすごくありましたね。ワト選手はメキシコで少し一緒になったことはあったんですけど、帰国されてからは一度も会ってないので。ただリング上で絡むことができてうれしかったです。全てが、鈴木さんに腕を極められたり足を極められたりもありましたけど、痛いのも含めて、うれしかったです」
──今、ツイッターの日本のトレンドで3位に入ってるぐらいサプライズだったと思うんですが、KOPW王座についてはどういう印象ですか?
CIMA「正直本当に、僕自身も、そうやってトレンドに入れていただいたってことは皆さんもサプライズだったと思うんですけど、私自身にとっても青天の霹靂というか、寝耳に水どころじゃない状態ですんで、本当に考えられないですね。ただ、2位と1位が空いてるってことは、明日勝ち上がれば可能性はあるんじゃないですかね」
──明日勝てば、新日本プロレスのタイトルを手にすることになりますが。
CIMA「まず、本当に明日のことは考えられないっていうのが本音ではあるんですけど、とにかく今日、私が何かしらの結果を残さないとGLEATもストロングハーツもないと思ってますんで、明日のことは本当に今日、ホテルに戻ってからゆっくり考えたいなと思ってますけど、ストロングハーツにも、皆さんご存じの方いるかも分からないですけど、T-HAWK、リンダマンっていう素晴らしい選手がいますんで、GLEATにも素晴らしい若手がいますんでね、私をきっかけに、GLEATと新日本プロレス、何かしらを起こせるきっかけのひとつに、私自身の命を懸けて、なればいいなと思いますね。本当にうれしかったです。ありがとうございました」
 CIMAは最後の4人に残ったため、1.5も出場。
 「矢野通vs鈴木みのるvsチェーズ・オーエンズvsCIMA」で、KOPW争奪戦戦。


 反響が想像以上。

そしてセミのIWGPジュニア選手権、試合後コメント。
■WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム ? 東京・東京ドーム 2022/1/4 ? 第7試合 60分1本勝負 ? IWGPジュニアヘビー級選手権試合 | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/card_result/329735
デスペラード「で、だ。次の話をしよう。未来を、未来をという話をしてて、俺がいつまでもヒロムの話をしてたら、歴史しか残んねぇからよぉ。次は誰だい? 誰かが腹決めてんのに、俺が別のヤツの名前を出しちゃうと、出鼻をくじいちゃうから言わない方がいいんだろうけどもぉ……何か第0試合に面白いヤツ上がってなかった? 別に彼がやんなくったってさぁ、彼のメンバーの中にジュニアのヤツが一人いたろう。一人か二人か。名前を出しちゃうと、ね、いろいろめんどくさいことになりそうじゃん? でも面倒くさいことは大好きだ。どっかいんだろう、リンダマン……あぁ、言っちゃった。何かさっき見かけたぞ、どっかでよぉ。何しに来たんだよ? まぁ、ただの付き添いか。まぁでもさ、花も葉も、種まかなきゃ出てこねぇからよぉ。俺は種をまく。ただそれに水をやるかどうかは新日本が決めることだ。そこら中に俺は種をまいてやるぜ。イヤだったら、直接言ってきてください」


 CIMAと行動を共にするGLEATのエル・リンダマンの名前が。
 参戦する団体のほとんどでジュニアヘビー級王座を獲得している実力者。僕も大好き。
 ただデスペラードの発言を、今のところ新日本公式ツイッターが拾っていないのは気になるところ。
 今すぐ次の挑戦者というわけではないのかも。でも動いてほしいし、実現の可能性は高いのでは。
 楽しみ。CIMA挑戦でも、もちろんいいのだが。

柴田復帰戦

 注目された柴田勝頼復帰戦、なんと試合直前にルール変更。



■WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム ? 東京・東京ドーム 2022/1/4 ? 第4試合 30分1本勝負 ? スペシャルシングルマッチ | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/card_result/329732
 試合後コメント。

柴田「無事、復帰を致しました。ちょっと会社との約束とは違うことを、はみ出したことをしてしまったんで、これはちゃんと自分のペナルティでも何でもしっかり受け止めたいと思います。今日、ここに一つリングに上がるチャンス、どうしても作ってこじ開けたかったんで、キャッチレスリングルールというものを作ったんですけど、結局はやらず。今、今の新日本にどういう戦いが必要なのかなって、自分なりに4年、5年近くずっと海の向こうからLAから見て、日本に帰ってきて会場の空気とか感じて、エキシビションをやって、ザックと。このワンチャン作って、どうにか自分がリングに上がれる状況を作れればなと思って、虎視眈々と4年ぐらい自分の体と相談しながら伺ってました。逆に聞きたいんですけど、今日の試合はどう写ったんですか? プロレスですか? 何ですか?」
──素晴らしい戦いでした。1ミリの隙きもない、これでもかと見せつける柴田さんの思いが伝わってきました。
柴田「ありがとうございます。これを復活と言わずして何と言うのか、オレはずっと気になっていました。ここに来る間も、みんなどう思って見て、どう思ってあの試合を受け止めたのか? 実際自分では見てないんでどういう試合だったか分かんないけど、一番大事ななんか魂っていうか、そういうものをぶつけられた、ぶつけ合えたっていうのがあの試合かなと自分は思っています。成田には申し訳なかったというか、いい経験になったんじゃないですか? 『こんなことがあるんだ、ああルール変えちゃうんだ、この人』って。まあオレ、今後どうなるか分かんないすけど、本当に分かんないんですよ、今後。自分の今後っていうのは分かんないですね。ただ一つ言えるのはオレの試合はプロレスだった。柴田はプロレスが出来る。これは世界でも見ている人がちゃんと認識出来たんじゃないかなと思います。日本で出来ないんだったら、オレの残り少ない時間だから、そこはレスラー生命使って今年は試合したいなって思っています。何かありますか? 何でも答えますよ、今だったら」
──東京ドームのあの花道を歩いた時の気持ちの高ぶりはどうでした?
柴田「いや、なんか凄い懐かしかったですね。やっぱり4年以上、ドームは4年ぶりですね。今日ここに来て、そんな緊張はしてないし、でも興奮はしている、会場入りしてから。それがずっと試合前まで続いていて、やっぱり噛み締めながら花道を歩いていましたね。懐かしさと道がボコボコしてるなって思いながら」
──不安とか怖さもあったと思うんですけど。
柴田「それは多分、見ている人のほうが不安だったり怖さっていうのはあったと思います。実際、自分の体なんで自分の体の限界は知っているんで。ちょっと話が逸れるかもしれないですけど、ボクシングの山中選手かな? オレと同じ硬膜血腫っていう怪我をして、ライセンスを1回剥奪、失効されちゃったんですけど、ボクシングですよ? ボクシングでオレと同じ怪我して復帰するんですよ? オレはこれに凄い勇気をもらったんですよ。まあ先に試合しちゃいましたけど。あんな頭と腹しか殴んねえようなハードな戦いをするアスリートが復帰出来んだって。凄い勇気もらいましたね。逆にオレが先にやっちゃいましたけど、プロレスでも同じこと。ジャンルは違えど。ただみんなちょっと勘違いしている部分があるんでしっかりそこは説明しておきたいと思うのが、オレはつい昨日か一昨日かな、海外のメディアのインタビューでヘッドバットでってリリースされたんですよ。ヘッドバットじゃないんですよ、この怪我。もっと複雑なんですよ。ただ、そんなの関係ないしね。オレは試合した。今日言えるのはそれだけですね。本当に新日本、素晴らしい会社だと思います。迷惑かけてしまいましたけど、感謝しています。ありがとうございます」

──今の新日本に見せたかったっていう発言が印象的だったんですけど、その思いは自分の中で相当あったということですか?
柴田「ありましたね。やっぱり中にいると見えないものってあるんですよ。客観的に見て、オレは海を渡っちゃって見ているんで、凄い感じますね。なんかコロナだからって、みんな同じ状況なんですよ。どんな仕事でも同じなんですよ。コロナのせいにしちゃいけないし、だけどコロナの中で戦わなきゃいけない。こうやって元気を与えられるのがプロレスだと思ってるんで。元気ねえなって思ったんすよ。50周年ですよ? 50周年だぜ。元気だしていこうぜ。それだけっすよ」
──50周年ですけど、柴田さんにとってはお父さんも含めればずっと新日本じゃないですか? そのへんは改めてどうですか?
柴田「父親は父親のレスラー人生、レフェリー人生を送ってきているんで、またそこは別でもあるし、まあそこに自分がいたっていうのはやっぱり何らかの運命的なものがあるのかなとは思いますね。なんかの役割となんかの使命があって今日は試合したんじゃないかなと思いますね。そんな気持ちにはなりますね。戦う魂、これ一番大事にしたいなって」
──対戦相手が成田選手でした。どういう経緯で決まったんですか?
柴田「成田には一発試合で痛みを教えてやりたいなって思ってましたね。海外に行って一緒に練習して、良くはなっているって、そういう言い方はあれかもしれないですけど、良くはなっているんですよ。成長しているんですよ、アイツ自身。ただ何かのきっかけがあったらもっとバーンと跳ねるんじゃねえかなって、日々練習して、組んだり蹴り合ったりして思ってた部分があったんで、だったらオレが作ってやろうかなと。だったらオレがきっかけになったらいいかなと。アイツにとっては凄くいい経験になったんじゃないですかね? まあオレはこういう初めての復帰の試合になるんで、怖い部分と緊張の部分とあったと思いますけど、毎日一緒に汗を流しているから。ただ練習と本番とは違うよっていうのは、今日よく分かったんじゃないですかね? 鼻血出しながら。いい経験だったんじゃないかなって、オレは思います。ありがとございました。以上!」

成田「見ての通り負けました。柴田さんにプロレスで負けました。次は勝ちます。もう一回、プロレスであの人に勝ちます。またLAに戻って練習します。以上です」
 成田選手は一時帰国のようです。

 柴田選手の今後、次の参戦などは情報ありません。

オカダ・カズチカがIWGP世界王座奪取

 G1優勝の挑戦権利書代わりに4代目IWGPヘビーを持っていた意味を語っています。
 試合後マイク
 この映像↓の前に、IWGPヘビー王座に一礼し、IWGP世界王座をまく流れがありました。


■WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム ? 東京・東京ドーム 2022/1/4 ? 第8試合 60分1本勝負 ? IWGP 世界ヘビー級選手権試合 | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/card_result/329736
 試合後コメント
──改めてIWGP世界ヘビー級チャンピオン、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」
──ベルトを手に入れた今の気持ちを教えてもらっていいですか?
オカダ「やっぱりこの新日本プロレスで最高峰のベルトなので、改めて気が引き締まった部分もありましたし、これを持って新日本プロレスを盛り上げていかなきゃいけないなという自覚も出てきましたね」
──IWGPヘビー級のベルトにオカダさんなりのやり方でリスペクトを込めてお別れをしました。あの思いを改めて聞かせてもらっていいですか?
オカダ「初めて巻いたベルトですし、10年前ですね。でも、IWGPヘビーの歴史はこの新日本プロレスの中で凄く大事なものだったと思いますし、インターコンチと一つになりましたと。世界ヘビー級になりました。じゃあ、それで終わりでいいのかっていう。やっぱりいろんな戦いの歴史の詰まったベルトでもありますし、新しいのが出来ましたんでさよならっていうのはちょっと寂しいんじゃないかなと。そういう意味でボクもやもやした部分もありましたし、『G1』で優勝して優勝した証っていうのも、まあ権利証を作ったのはボクですけども、やっぱり持って歩くんであれば、IWGPにしっかりお別れを言う場をボクは設けたいと思っていたので、こうやってチャンピオンになりましたし、ああいう形でお別れをさせてもらいましたね」

──そしてこれからIWGP世界ヘビー級チャンピオンとしてのオカダ・カズチカ選手の戦いが始まりますが、改めて明日のオスプレイ戦の意気込みを聞かせてください。
オカダ「まあ本当に極端な話、どっちが本物のチャンピオンか決めようって。別に何と言ってもらってもいいですよ。ボクが暫定だろうと何だろうと、オスプレイを倒してないと言われようとも、何でもいいですよ。本当に明日勝ったほうが本物のチャンピオンなんで、今日はIWGP世界ヘビー級チャンピオンと『G1』覇者の戦いでしたけど、明日は改めてこの戦いをどっちが本当のチャンピオンか、どっちが強いかを見せられたらいいかなと思います」
──オカダ選手はタイトルマッチ2連戦になります。ここに関してはどう考えていますか?
オカダ「何連戦だろうと戦うのがプロレスラーだと思ってますし、それがチャンピオンの使命ですから。別に何もキツいとか大変とか全くないですね。『G1』でも公式戦をやった翌日には決勝戦とかやってますし、何も問題なくチャンピオンとしてチャンピオンの戦いをしっかり見せたいと思います」
──そして今日戦った鷹木選手には改めてどんな思いがありますか?
オカダ「本当にこの2021年ですね、新日本プロレスが大変な中を支えてくれたチャンピオンだなと。もっと小さな背中かと思ったら、凄く大きな背中をしていたなと戦って思いましたし、本物のチャンピオンだなと改めて思いましたね。それだけの鷹木さんも2021年のMVPとしてやってきたっていう自負もあると思いますし、ボクも『G1 CLIMAX』でやってきた自負っていうのがある中で、その意地が出たんじゃないかなと思います」
──新日本プロレスは今年50周年という節目の年を迎えましたけども、この節目の年にチャンピオンとしてスタート出来るっていうのは、絶好のスタートを切れたと思うんですが、そのあたりはどうですか?
オカダ「それは明日勝ってからですかね。2020年、ボクが1月4日に飯伏さんに勝って、1月5日に内藤さんに負けてますんで。一気に天国から地獄だったので、明日を勝ってやっと落ち着くかなと思いますし、それはまた明日考えたいと思います」
──体のダメージがあると思いますが、どんな戦いを見せたいのか、意気込みをお願いします。
オカダ「今日も鷹木さんとこういう戦いもありましたし、また明日オスプレイとも全く違う戦いになると思うので。でも、やっぱり新日本プロレス、50年前の新日本プロレスを見ていた人からしたら全く変わっているかもしれないですけど、ずっと受け継いできたものが50年あるので、それは全レスラーそうだと思いますし、やっぱり今の新日本プロレスの戦いをお見せして、また50年後、50周年の時の新日本プロレスの戦いを見て、凄い戦いをしているのかなとか、もしかしたらつまんない試合をしているのかなと思われているかもしれないですし、とりあえずボクは明日も、今日も大変戦いでしたけども、チャンピオンはそれが使命だと思いますんで、しっかりと勝って50周年はいいスタートだったと言えるようにやっていきたいと思います。(記念撮影後、コメントブースから去り際に)あと一個だけ、飯伏さんへの思いってのは別に変わらず、このベルトに変わったもんだと思っていてください」

鷹木「勝者が正義とあれだけ煽って負けたんだから、オレは何も言えねえよ。オスプレイにも申し訳ないことしたな。まあ別にオスプレイはオレのことを待ってなかったかもしんねえが、オレはオスプレイの前にもう一度立つことがケジメだと思ってたから。だからと言って去年やって来たことが、決してオレは無駄だと思ってない」
鷹木「ちょっと今は何も考えられないけど、また一から、いやゼロからやり直すよ。今度こそゼロからやり直すよ。まだ今年は始まったばかりだから陽はまた昇るはずだ。以上です」

 お客さんと一緒にIWGPヘビーに感謝を告げたうえで、世界王座を巻きたいという意味だったようです。
 IWGP統一のゴタゴタをきっちりし直そうとしたところ、ベルトが増えたので更に「またIWGPトで揉めるのか」となってしまった感じか。
 会社が選手任せ過ぎるという点もどうにかしてほしい。

+

発表

■【1月5日(水)東京ドームの全カード決定!】メインは、“IWGP世界ヘビー級選手権”オカダvsオスプレイ! 『KOPW2022』決定戦は、矢野vs鈴木vsCIMAvsオーエンズ!! 16時開始のダークマッチは3試合!!【WK16】 | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/333046
 ダークに鷹木信悟。

■【注目!】2022年1月20日より、AXS TVで北米地域で新日本プロレスの放送が再開決定! | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/332783
 これは大きい。



ブラックアイ感想

 CSテレ朝2でライブ視聴。
 オカダvs鷹木、新日本・ドームのメインに相応しい内容。
 レインメーカー一発フィニッシュでここまで満足度を与えられるのだからさすが。
 風車式のような形で入った開脚式ツームストンは、カウンター技だからまた決めるパターンの幅ができそうですね。
 この2人なら、まだもう少し…とも思うが文句はなし。

 そして鷹木信悟、もうホントによくここまで王者としてやりましたよね。
 新日本で頂点をとるというのは最大の目標だったと思いますが、もうその咲きの「新日本を守る」という役割までこなしていた。
 ベルトは失いましたが、もともとドラゴンゲートでは反体制的な立ち位置、掻き回し役にまわったら、更に魅力が増すかもしれない。
 今後も楽しみ。

 1.4はメインを除き見試合時間がいつもより短め。
 短くなるのは歓迎なところもあるのだが、ちょっと詰め込みすぎに感じた試合も。
 15分だったら、普段の20分超えの内容を圧縮して入れるのでなく、15分用の組み立てを考えないといけないのではないかと思ったり。
 今後、新日本ビッグマッチがどうなるのかは気にしておきたい。

 最後に柴田勝頼復帰戦。
 もうプロレスルールになったのが信じられず、普通じゃ見られなかった。
 「成田選手がイマイチだった」というような声があるみたいですが、よくそんな冷静に見れたなと驚く。
 もう、こんな特別な試合をやりきっただけで十分だと思いますよ。
 打撃ありではあったが、柴田選手が頭部に打撃を食らう場面はありませんでした。ヘッドロックとか踏みつけとかはあった。
 この、試合を見ている間のドキドキと、そこから開放された感覚を“良いもの”として受け取っていいのかが分からない。
 感動はした。とんでもないものを見たのは間違いない。
 冷静になるといろいろ考えてしまう。
 プロレスは一つ間違えれば命を失ってしまうもの。そのことは分かっているのだが、それを考えながら試合を見るのは避けたい。
 頭の中にはあるのだが、脳みその引き出しの中に普段はしまっておく。それでないと楽しめない。
 また、柴田選手の試合を見ることになったとき、どういう気持ちに自分はなるのか。
 試合後コメントを読むと少し気落ちが変わってはくる。
 でもやっぱり、医師がどう判断しているのかは知りたい。



 個別記事ページ→ オカダカズチカが4代目IWGPヘビーに感謝し世界を腰に、デスペラードが「エル・リンダマン」の名を出した!、柴田勝頼が直前ルール変更の“プロレス”復帰戦〜1.4 新日本・東京ドーム大会、情報&感想

posted by sugi
2022年01月 04:50 | Comment(0) | 新日本プロレス
この記事へのコメント

コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。