毎年恒例、プロレス流行語大賞の発表です。
異論反論、「それ流行語か」などのお言葉はあるかと思いますが、当ブログ主催でアンケートしたらこうなった、ということで、権威があるかは皆さんの判断で
「プロレス流行語大賞2021」結果発表
「あなたが2021年にプロレス界で流行ったと感じた言葉」に投票をしていただきました。1人3つまで選択可能。選手・関係者・ファンが「○○に投票を」と呼びかけるのは禁止、というルール。
投票数は285票。
昨年の192票を大きく上回りました。ありがとうございます。
では発表です。
20位まで公開とさせて頂きます。
■1位: グレート-O-カーン「大空スバル式羊殺し 」
71票 (10.9%)
オーカーンの得意技。バーチャルYouTuber・大空スバルさん(Twitterフォロワー・約85万)が披露した技をオーカーンがリングで再現。
Vチューブ方面でも話題に。プロレス外に最も届いた言葉かもしれません。
※参考
■プロレスラーが試合中に、とあるVTuberの名前を絶叫! その理由は……? | Mogura VR
https://www.moguravr.com/pro-wrestler-shout-vtuber-name/
■2位 葛西純「狂猿」
68票 (10.4%)
2021年に公開された葛西純・自伝映画のタイトル。
ロングラン上映され、プロレスファンからだけでなく一つの映画作品として高評価を得る。
また、この作品がきっっかけとなったか、フリーダムズ・葛西純プロデュース興行の人気が爆発。今や、「最もチケットが取りにくいプロレス団体」に。
■3位: 「GLEATしようぜ」「GLEATする」
53票 (8.1%)
2021年に正式旗揚げしたプロレス団体「GLEAT」でよく使われる言葉。
「GLEATで戦う・やる」【GLEATに相応しいようなことをする」というような意味と思われるが、その使い方は多岐にわたる
“流行語”としては、今年で最も当てはまるかもしれない。
■4位: 後藤洋央紀「消灯」
46票 (7.0%)
新日本プロレス・後藤洋央紀がTwitterなどで発していた言葉。あまりに早い就寝が話題に。
その後、YOSHI-HASHI との合体技名、更に決め台詞にも。
■5位: AEW「禁断の扉」「Forbidden door」
44票 (6.7%)
団体間交流を妨げる状態を、禁断のドアと表現。AEWを中心に、世界的な交流を指して使われる場合が多い。
言葉自体は2020年前よりあったが、今年2月にKENTがAEWに登場した際、「AEWと新日本、禁断の扉が開いた!」と世界的に話題となった。
■6位: 「カーフキック」
38票 (5.8%)
MMAで流行した蹴り技の一つ。
2020年大晦日にRIZIN で話題となり、プロレスでも、桜庭和志・くいしんぼう仮面など使う選手が出てくる。
■7位: 鷹木信悟「キタキタキター!」
37票 (5.7%)
鷹木信悟のマイク冒頭で発せられる言葉。
■8位: 鈴木みのる「鈴木事件」「Suzuki Incident」
33票 (5.1%)
鈴木みのるがAEW参戦した際、入場曲「風になれ」が途中でカットされたことを「大事件だ」と騒ぎ立てたAEWアンチが出る・
それを「大げさな」とからかうために始まったムーブメント。
※参考:■【徹底解説】"The Suzuki Incident (鈴木事件)"って何なの?? #AEW|まっくる@プロレス??英語??|note
https://note.com/puroresu_en/n/n46caaa207198
■9位: 中野たむ「ズルイよ、おしゃれじゃん」
32票 (4.9%)
2月のスターダム・日本武道館大会で行われた髪切りマッチで、勝利した中野が髪を切られるジュリアに向け放った言葉。
これまでの髪切り戦のイメージを一変させた。
■10位: 中嶋勝彦「俺がノアだ!」
30票 (4.6%)
10月に中嶋勝彦がGHC王座を奪取した際、マイクで発した言葉。
潮崎豪の「アイアム・ノア」と重なる。
■11位: 「UWF」「UWFルール」
25票 (3.8%)
リデットUWFを機に?、Uルールマッチが増加。
■12位: 鷹木信悟「「ハツラツおじさん」
24票 (3.7%)
鷹木信悟本人のことを表現。
■13位: ハングマン・ペイジ「Cowboy Shit!」
22票 (3.4%)
AEWのハングマン・ペイジに浴びせられるチャント。
2021、海外では声援が開襟になった年でもある。
※参考:Cowboy Sh%t ってなんだ|number_24|note
https://note.com/fight24fight/n/n98fc8d2b9b56
■13位: フェロモンズ「せーの、フェロモンズ!」
22票 (3.4%)
DDTの新ユニットのコール時かけ声。
■15位: 清宮海斗「わかんないよ」「プロレスが分からない」
21票 (3.2%)
スランプ時に思わず。
■16位: 武藤敬司「俺の骨の髄までしゃぶって」
19票 (2.9%)
NOAH入団会見で、過去の自分の言い間違えた言葉を今度は意味あるものとして使用。
■17位: スターライト・キッドなど「闇落ち」
16票 (2.5%)
イメージを引っ繰り返したようなヒール化の場合に使われる。スターライト・キッド、SHO、ジェイクリーなどが呼ばれた。
■18位: MAO「エセ骨法」
14票 (2.1%)
最初は本当にエセだったが、後に矢野卓見から指導も受ける。
■19位: 杉浦貴「1、2、3、ノアー!」
9票 (1.4%)
ササダンゴマシンに挑戦表明された際に突如マイク締めとして発する。なんとなくNOAH団体の決め台詞化?
■19位: 諏訪魔「エボ米」
9票 (1.4%)
全日本プロレス・エボリューション田村男児の実家で作られたお米。
以上です。
1位・2位とプロレス界の外にも届いた言葉が。
あらゆるジャンルで「内向きでもいいじゃないか」という傾向が出ている気はしますが、流行語という括りだと、まだ違った結果が出るのは正直嬉しい。
広まり方も、地上波テレビ系がほぼ無く、独特で面白い。
今回の結果が不評でなければまた来年もやります(笑)。
さて、次は「ネット・プロレス大賞2021」ですよ!
過去結果
■「プロレス流行語大賞2017」は「アンドレザ・ジャイアントパンダ」に決定〜結果発表&投票者コメント紹介: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3http://blackeyepw.com/article/181780714.html
■「プロレス流行語大賞2018」結果発表!〜1位は「ヨシタツポイント」: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
http://blackeyepw.com/article/185168016.html
■「プロレス流行語大賞2019」結果発表〜1位はKENTA「#TOMO」: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
http://blackeyepw.com/article/186888883.html
■長州力「ハッシュドタグ」が大賞〜「プロレス流行語大賞2020」結果発表: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
http://blackeyepw.com/article/188192437.html