2021年07月07日

SHOvs伊藤貴則・7.1GLEAT旗揚げ戦、感想

カテゴリー:いろいろ

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 毎度襲いですが、話題の大会でもあるし感想を書いておく。

 長めの助走を経て正式旗揚げとなったGLEAT、コロナ規制席数とは言え札止め(1000人)はお見事。
 立ち上げ時は「何がやりたいのか?」との声多数であったが、U・プロレスの2部門でまとめ、最後の最後に新日本プロレス・SHO参戦のインパクトで、プロレス界・ファンが無視できない大会にしてみせた。
 このブッキング力には脱帽。
 大会の演出もかなり良く、団体ハード面は素晴らしい。ちょっと胡散臭く見ていた自分を恥じたくなります。


 大会情報はこちらで。
■SHOがUWFルールで完勝〜田村潔司「新日本はまだ認めたくはないですけど、ああいう選手がいるんだなと思いました」〜7.1 GLEAT・TDCホール大会情報まとめ: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
 http://blackeyepw.com/article/188807800.html

 無料の大会YouTube動画は、現在公開休止中です。

ブラックアイ感想/GLEAT

 試合感想はメイン中心で。
 UWFですよ、Uルール。
 UWFスタイルとは何か? 今、Uをやる意味とは何か?
 Uと言ったら第2次UWFをだいたい刺すのだろうが、そのあと枝別れしたUインター、リングス、藤原組み、パンクラスも含めるならば、同じUでもそのスタイルは違う。リデットUは、リデットUなりのUを見つければいいのです。「俺のUWFはこんなんじゃない」という声は多数、出てくるのは分かっています、面倒臭いカテゴリーです。でも内容が面白ければ、突破していけるはず。

 UはプロレスがMMAに移行するまでの通過点でしかないという見方もあります。実際、PRIDEやUFCがMMAを完成させると、U系団体は役目を終えるように縮小していくわけで、その通りなんでしょう。

 では、今、Uをやる意味とは?
 自分の場合、ちょっと変わった方向からU復活を期待していました。
 通常のプロレス(「純プロレス」と呼ぶのですよ!)でも、理にかなった動きをすることは大事です。序盤から大技は出さないとか。嘘臭い攻防もよくない(場合によってはアリなのがプロレスの幅)。

 この「理にかなった動き」を、“闘い”の方向に向け、磨き上げていくのってできないものか。
 格闘技の試合というのは、それこそ理にかなった動き・戦略の積み重ねで基本は成り立っているはず。まぁ、ラッキーパンチとかもありますけどね。
 究極の理にかなったプロレス=Uスタイル、とならないか。そこに感情移入させるプラスαも。
 これだけたくさん団体がある時代だし、一つぐらいそういうものを目指してくれれば、今のプロレスの幅も更に広くなる。
 ただ、もうプロレスと格闘技が全く別モノとなったと言ってもいい今に、Uスタイルで話題にして、満員にして、誰もが満足できる試合を届けるというのは至難の業だろうな、とも思っていた。
 なのでハードヒットもそうですが、そこに挑む団体は興味深く見ています。





 では、伊藤貴則 vs SHO。
 最初に言ってしまえば、この試合の最大の注目点は、SHO選手のグラウンドにあったでしょう。
 開始から終了まで、寝技・レスリングでは常にSHO選手がリードしていました。
 この印象が「完勝」感を強めます。
 バックボーンのアマレスと、柔術の技量を存分にいかす。もうちょっと伊藤選手が対応できれば…とも思ってしまったが。
 プロレスのグラウンドも広い意味での駆け引きがいろいろあるとも聞きますが、素人の自分にはリアルが濃い目に見えました。理にかなうとか超えて。

 強さ・技量を競える部分が大きくあるというのは、UWFなら当たり前とは言え、リデットUは、そういう場所をよくぞ作ってくれたと感謝したくなる気分である。
 下手すればSHO選手が弱く見えてしまう可能性もあったわけで、大メジャーのジュニアとは言え王者クラスが、よくぞリスクある闘いに挑んでくれたものだと、拍手を送りたくなります。

 打撃では伊藤選手も良い場面ありました。ロストポイントも上回っていたし、形としては健闘の範囲、しかし、自分はグラウンド・レスリングの印象が強いです。ちょっと厳しい結果になってしまった。通常のプロレス、純プロレスよりも強い敗北感。
 フィニッシュ前ぐらいが、個人的には噛み合いぎみで逆に違和感が少し残る。でも、盛り上がってはいたし、SHO選手のラリアットには声を上げた。
 リデットUのUWFは、こういう形になるのかもしれない。
 面白く見させて頂きました。
 まだ改良点はあるだろうし、選手のレベルアップも必要なんでしょうが、「次も見てみようか」という気分になっています。ブッキングにも期待しちゃう。
ある程度続けてからのこの負け方ならショックは大きすぎますが、まだ選手もスタイルも未完成のなかですからね。
 敗戦から、リベンジを目指し選手と、そしてスタイルも正調していくのを期待。

 しかし、よく新日本はSHO選手を出しましたね。今のところは何でなのか、見返りはないのか、全然見えません。
 最近に聞いたリデット鈴木代表の話では、昨年10月のGLEATプレ型上げが終わった時点で、伊藤選手の相手に新日本のレスラーを考えていたとか。
 SHO参戦発表は急遽だったのでビックリ。正式に決まったのが直前なのかな。
 でも、何か繋がりはありそう。

 俺の妄想では、SHO選手のセコンドにオカダ・カズチカがついて、試合後に田村潔司を挑発、7月の新日本・TOKYOドーム大会で一騎打ち…まで考えたのだがw ありません。
 本当は田村潔司vsザック・セイバーJr.が見たい。

 脱線しすぎ。
 
 その他の試合について。



伊藤選手、名前が広まったのは間違いないし、ここからの正調をドラマにしてほしいですね。
 ちなみに、伊藤貴則選手は通常プロレスが凄い良いです。ZERO1の若手とバチバチやってる試合は大好き。そちらにも注目を。
 ・宮城倫子の完敗っぷりにあ然。これから仙女で暴れなければいけないのに、何だったのか…。井上京子が強すぎるのか? 

・STRONG HEARTS、安定。CIMAが目立たなくても全く問題無い。

・河上隆一の“異物感”は貴重。これをどう生かすか。

・橋本千紘、強すぎ。あれでもまだ全部は全然出してないのが恐ろしい。

・福田茉耶さん、相手が悪すぎ。ちょっと今大会は、悪い意味で体格差を感じる組み合わせが多かった。

・船木誠勝、UWFに迷いがない。

 大会全体、旗揚げ戦の手探り感も含めて楽しめました。「次も見よう」とも思いましたね。
 Gプロレス部門はこれからなんでしょう。役者はいるので、どう流れを作っていくか。
 Uは、「これがリデットUWFだ!」と叫べるような、文句無し名勝負を。
 田村潔司EPの評価する試合に、短時間決着のものが多いのが気になってます。
 あと、技術解説はバンバンやったほうがいいでしょうね。U系はそれ大事。私も勉強したい。

▼大会MVP:SHO
▼大会準MVP:大会を締める流れを作ったエル・リンダマン

▼大会ベストバウト:SHOvs伊藤

 このあと、この大会のファン感想紹介の記事もアップ予定。


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posted by sugi
2021年07月 21:22 | Comment(0) | いろいろ
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