2020年12月29日

秋山準が竹下幸之介を返り討ちでD王GP制覇、潮崎vs武藤の2日後に遠藤哲哉ベルト挑戦決定〜「IWGP・GHC・KO-D、認められた3人の王者」発言が波紋を呼ぶ

カテゴリー:DDT

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 DDT最強決定戦「D王GP」の優勝戦は、団体の枠を超え語られた「秋山準vs竹下幸之介」の11月以来リマッチに。
 結果、そして試合後の秋山選手マイクが話題となっています。

 私の感想と、最近のDDT結果も。


▼後楽園大会結果


 秋山準が優勝、そして竹下選手に連勝。
 リーグ戦では幾つか黒星もありました。ダントツの成績というわけではないものの、まさか2020年に秋山選手がシングルリーグ戦を制覇するとは。
 川崎でのKO-D戦は、秋山選手にとってリベンジマッチとなる。
 同時期にNOAHでは、武藤敬司が潮崎豪のGHC王座に挑戦。
▼2.12 NOAH 日本武道館
GHCヘビー級選手権:潮崎豪(c) vs 武藤敬司

▼2.14 DDT・カルッツかわさき
KO-D無差別級選手権:遠藤哲哉(c) vs 秋山準
 どちらも王座移動の可能性ありますね。
 令和3年、ベテランが狂い咲くか。

ブラックアイ感想

 前回は、インパクトある技こそあれど、内容は竹下選手の完敗でした。
 今回は大田区と違い、足への一点集中を軸に、後半は得意技を畳みかけ。使う技も比較的、昔からよく使っているものをチョイスしているように見えました。
 ジャーマンをキックアウトされると、切り札とばかりにクロスアーム式ジャーマンも狙う。これは前回では感じられなかった「勝てるかも」と想像させる動き。…少し早いかな?とは思ってしまったが。
 クロスアーム狙いを後頭部ヘッドバットで脱出した秋山選手は、前半にガッチリ攻め込んでいた腕にチキヌイング・アームロックをズバリ極め、レフェリーストップで勝利。
 終わってみれば秋山選手が一枚上。手負いで勝てる相手ではなかった。
 ただ、ギブアップからレフェリーストップ、内容にも変化があった。
 約1ヶ月半という短いスパンでの再戦では、この結果の方が、後々には良かったということにはなる気がしてます。
 何かまだ進化は必要なんでしょうね。後に紹介する「修行」を示唆するツイートには「それだ!」と叫びたくなってしまいました。
 やっぱり目が離せない存在なのです。

 また、秋山選手の闘いぶりも見事。
 大田区の試合で「闘いぶりがだいたい想像できるレスラー」の例えとしてあげてしまいましたが、とんでもないことです。前回と全く違うファイト。大変失礼しました。





「三大王者」発言

 秋山準、試合後マイク
週刊プロレス奈良記者より秋山に優勝トロフィーが送られる。そしてマイクを持った秋山は「DDTファンの皆さん、4月か、レンタル移籍して、DDTの選手と精いっぱい闘いました。このD王に出てる選手もみんな素晴らしい選手です。どこにも負けるような選手はいません。みんな聞いてたら、自分でしっかり思ってくれ。DDT、誰もダメな奴いないから。俺はいろんな選手とやって来て、君たちは素晴らしい選手だよ。本当にどこに行っても恥ずかしくない、素晴らしい選手だ。でもその素晴らしい選手の頂点が俺だ(会場拍手)D王GP王者として、技能賞獲った遠藤哲哉、挑戦させてもらうから。このプロレス界には認められたシングル王者が3人、IWGP・内藤哲也、GHC・潮崎豪、そしてKO-D・遠藤哲哉! プロレス界にはこの3人だけだよ!(会場拍手)遠藤、一回負けてるけどこの勲章持ってもう一回前に立たせてくれ。よろしく。今林さん言えば何でも決まるんでしたっけ?(会場笑)だいたい決まるんだろ? まぁ決めといてください。最後に、高木社長いないと思いますけど、僕をDDTに招き入れてくれて本当にありがとうございます。そして選手、社員、関係者の皆さん本当にありがとうございます。そしてDDTファンの皆さん本当にありがとうございます!(会場拍手)最後に全日本プロレスのファンの方、ありがとうございました。ありがとうございました!」と大会を締めくくった。
 3大王者から、元所属の全日本・三冠王者が抜けていることに様々な声が。

<コメント動画>
■秋山準、「IWGP、GHC、KO-D…プロレス界で認められた3本、そのうちの一つに俺は挑戦する」発言の理由 12.27後楽園ホール大会 試合後コメント - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KyFCXn7r2uI&feature=youtu.be
<メイン後コメント>
【試合後のコメント】
竹下 ……闘って、闘って、闘って! ……負けました。絶対に負けてはいけない試合で負けました。絶対に死んでもこの左腕でも首でも腰でも膝でも、骨の1本、2本折れても絶対に次はギブアップしてやるもんかって、絶対ギブアップしないって覚悟をもってリングに上がりましたけど、どんな形であれ自分の負けです。でも、大田区の負けとは自分の中で違う。今日は僕のプロレスで闘えた上で、僕が負けました。だから僕は順番で言うと今、一番後ろかもしれないけど、絶対に秋山準を僕の手で参ったと言わせてやります。僕は諦めません。秋山準がこれからどこへ行こうと、どこまででも追いかけます。今日で本当に秋山準を倒すという、本当の意味で目標ができました。僕にとって初めての壁ができたと思います。絶対に秋山準を参ったと言わせます。ありがとうございました。

秋山 俺、何月から来てんだ? 4月? レンタル移籍、ゲストコーチとして来て、チームとしても支えられ、最後、決勝戦に立てて優勝することができました。勝者は2月14日、KO-D(無差別)に挑戦できると決まっているので、そこまではD王グランプリ覇者としてしっかり務めて遠藤哲哉の前に立ちたいと思います。
――久しぶりのビッグマッチのメインでシングルだが。
秋山 気合い入ると思いますよ。ただ、ビッグマッチでシングル? そこに気負いはないです。今日もそうだし。もしかするとビッグマッチで俺に何か緊張なりなんなりがあるなら問題だけど、そこの緊張はない。ただ、今日もそうだけど体調管理、器官が強くないのでそこを…といっても葉巻吸ってるけどな(苦笑)。でも風邪とかひかないように細心の注意を払って。新型コロナもあるけど気を付けてきたし、2月14日は相手がどうのこうの言う前に自分の体調をしっかり整えてチャンピオンの前に立てるようにしていきたいですね。さっきも言いましたけどシングルのチャンピオン、プロレス界で認められた3本、そのうちの一つに俺は挑戦するので。覚悟をもってそのチャンピオンベルトに恥じぬようにいきたいと思います。
――3本のベルトは今までのプロレス界の評価ならKO-D無差別ではなく、三冠ヘビーだと思うが。
秋山 (三冠ヘビー級王者が今年の)プロレス大賞の賞に入ってないからですよ。(マスコミ)皆さんが決めてんじゃないですか? 皆さんが決めて三冠ヘビーよりもKO-Dのほうがっていうことじゃないんですかね? どうですか、東スポさん。俺は単純にプロレス大賞でMVPがIWGP(ヘビー級王者)、殊勲賞がGHC(ヘビー級王者)、技能賞がKO-D(無差別級王者)。残念ながら古巣の全日本は入ってなかったので。でもそれが皆さんの今年の活躍での答えじゃないんですか? 東スポさん、どうなんですか? 僕は率直に今年それで、その中に入っていた遠藤哲哉の前に立つ。来年になったらわからないですよ。今年はそういう評価、それは俺の評価じゃないです。皆さんの、とくに東スポさんの評価。だから、その3本のうちの一本に俺は挑戦できるということで、全力で獲りにいきたいと思ってます。
――竹下選手の気持ちは?
秋山 メチャメチャ感じましたよ。メチャメチャ感じましたけど、少しの差で俺の勝ちかな。少しの差で。それはリング上でも言いましたけど、みんなに感謝してここまで来て、ここで負けたら……全日本入った時にも思ったんですよ。俺が入った時に新日本はレスリングの優秀な人が3人入った。俺は(全日本に)入った。俺が変な闘いしたら(ジャイアント)馬場さんの顔に泥を塗る。だから俺はしっかりしなきゃいけないと思って。今回は全日本から離れて高木さんに拾ってもらって、このおっさんがしょうもない動きをしてたら高木さんの顔に泥を塗る。その気持ちで精一杯務めました。で、高木社長の新日本に追いつけ、追い越せという言葉に燃えたし、俺もやらなきゃいけないと思ったし。それが答えです。DDTの全選手に言いたいです。みんな素晴らしい選手。現に俺は2つ負けているし。(D王に)出た選手みんな素晴らしい。だけど「俺たちなんか」というのがどこかにあるかもしれない。でも君たちはすごいって。そこは自信を持って高木社長の言う追いつけ、追い越せに俺もだって。それは下の子も全員よ。岡谷クン、今日デビューした小嶋クン、全員がそう思って「よしいこう」っていってもらえないかな。別に新日本が悪いとは言ってないよ。新日本ははるか彼方にある。だけどそこに少しでも追いついて、追い越せるところにまでみんなでもっていければ、最高じゃないですか? それが高木社長からの言葉だと思うので。
――秋山選手個人としてはシングルのリーグ戦を完走したことも自信になると思うが?
秋山 自信取り戻せましたよ。気持ちさえあれば動けるんだと思うし。
 忘れたわけでなく、あえてシッカリ外した。
 全日本プロレスに向けてハッパをかけているようにも聞こえるが…いろんな裏読みしたくなってしまう。その時点で掌の上。

<秋山マイクには様々な意見が>





▼小佐野さんは全日本を長く取材しているうえプロレス大賞選考委員ですからね…。こんな日に初開設とは。





<一夜明け会見>
■【記者会見】D王GP覇者・秋山がKO-D無差別級を懸け遠藤と2・14カルッツかわさきで頂上決戦!「負けている身なので胸を借りるつもりで臨みたい」(秋山)「勝って『日本でKO-Dのベルトが1番、日本で遠藤哲哉が1番のプロレスラーだ』と昨日の発言を言い直させます」(遠藤) | DDTプロレスリング公式サイト
 https://www.ddtpro.com/news/15189
■【記者会見】1・9後楽園でUNIVERSALを懸けて激突する上野と翔太が舌戦展開!「翔太ごときがこのベルトに挑戦し全世界のインディーレスラーに夢を見せたい」(翔太)「翔太さんの“インディー”という言葉には自分を下げた意味のように感じる。“翔太ごとき”と自分を下げてるようなレスラーに負けるわけにはいかない」(上野) | DDTプロレスリング公式サイト
 https://www.ddtpro.com/news/15190

 なお、秋山選手のレンタル移籍期間は公表されていません(自分が知る限り)。
 一部で「2020年いっぱいまで」と言われていますが、これはレンタル移籍正式発表前の東京スポーツによるスクープ(?)記事の中に書かれていたもので、正式な会見では期間に触れられませんでした。

■全日本・秋山準がDDTにレンタル移籍へ 高木三四郎社長が指導力と影響力を高評価:東京スポーツ
https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/ajpw/1931115/

 一夜明け会見で完全移籍の発表もあるかと想像していましたが、今回はナシ。当然ですが、2021年以降のDDT参戦はアナウンスされました。 

<一夜明けツイート>

 これは面白い。いっそ、全日本プロレスに出場してみては?
 話題は更に広がるし、単純に闘わせてみたい選手がたくさんいる。

最近のDDT大会結果

<路上>

 意外に思われるかもしれませんが、近年、大仁田厚にフォール勝ちした選手は数えるほどしかいません。10年以上前に、マッスル坂井が勝利して大騒ぎになったことがありました。
 クロちゃん快挙…か?

<BOYZ>


参考リンク

■“竹下幸之介ありき”の試合が見たい〜11.3 秋山準vs竹下幸之介。感想&ファン感想ツイート集: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
 http://blackeyepw.com/article/188101343.html



 個別記事ページ→ 秋山準が竹下幸之介を返り討ちでD王GP制覇、潮崎vs武藤の2日後に遠藤哲哉ベルト挑戦決定〜「IWGP・GHC・KO-D、認められた3人の王者」発言が波紋を呼ぶ

posted by sugi
2020年12月 17:47 | Comment(0) | DDT
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