4ヶ月ぶりの聖地、7.25 全日本プロレス・後楽園ホール大会の感想です。
すぐ書くつもりだったが、遅くなってしまった…。
大会詳細は以下で。
■諏訪魔が石川修司との“究極5冠戦”勝利、岩本煌史がついに横須賀下し世界Jr奪還/全日本・後楽園:プロレスニュース・トピックス: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
http://blackeyepw.com/article/187738339.html
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■2020 SUMMER ACTION SERIES 〜ReOStaff株式会社 presents〜【最終戦】7月25日 東京・後楽園ホール<見逃し配信> | 全日本プロレスTV
https://www.ajpw.tv/p/live20200725-1
日本人ヘビー級対決
全日本プロレスTVでライブ観戦。セミとメインだけとなります。
正月に獲得したベルト、無観客時期を超えても保持続けるのはドラゲーの横須賀ススム。
5月には、佐藤光留選手との王座決定戦以来対戦となるタイトル戦も突破、まさかの連勝
大半のファンは、ここで全日本にベルトが戻ってくると予想していたはず。あれは本当に驚いた。
もし、全日本プロレスの改革が今年に入ってからならば、振り返って一番「新しい全日本」を感じたのがあの敗戦。
観客が戻って、後楽園で、挑むのは岩本煌史。
試合は王者・横須賀ペース。相変わらず堅実。ジャイアント・バックブリーカーなんて挟んでくれるから嬉しい。
ただ、岩本選手も反撃は狙う。数こそ少ないが、必ずインパクトあるものではあった。
横須賀選手の終盤畳みかけを何とかカウンターの払い腰「孤高の芸術」で逆転、一気にロープに振って、もう1発決め勝利をもぎ取る。
○岩本煌史(15分56秒 孤高の芸術)●横須賀ススム
※挑戦者が王座奪取
ここまで全日本勢が苦戦しまくった横須賀選手だけに、もう少し勝つときは大爆発といきたかったところもあるが、孤高の芸術の一発でバッサリ斬りすてる感も悪くない。
岩本煌史が世界ジュニア王者として、青木篤志さん一周忌大会に上がることとなりました。これも大きい。
解説席で、自分がすべきことを目の前でされてしまい、素直に岩本選手を祝福できない佐藤光留選手も印象深い。
試合後コメントによると、横須賀ススム選手は、これで全日本参戦が一区切りとなりそう。
約半年、世界ジュニア王者として相応しい闘いを見せてくれました。いつでもまた来てほしい。
ドラゲーとの関係は続いてほしいなぁ。
世界タッグ王者同士の三冠戦は「究極の五冠戦」として、だいぶ前からお互いが実現を目指していた大一番。
ヘビー級の日本人対決も今や珍しい。
デカくなくてもプロレスはできる時代ですが、大型ヘビー級のプロレスが途絶えてしまうのは反対。
もはや、意識して守っていかないと消えてしまいかねないカテゴリーなのかもしれない。
石川修司選手が全日本に入ってくれて本当に良かった。
2015年、石井慧介選手の代打で石川選手が急遽、全日本に初出場した際、私がTwitterで「この日を待っていた、ぜひ全日本のレギュラーに」と投稿したところ、「左利きは大成しない、いらない」と、かなり汚い言葉が混ざったザ・糞リプいただいた記憶あるが、あのリプ主は今の全日本を見ているのだろうか。
試合は白熱。
小細工抜きの真っ向勝負。
殴って、投げて、ぶつかって。
やり合うなか、和田京平レフェリーが通り過ぎるたび、その大きさを再確認し、改めて驚く。
タッグチームとしての合体技「境川」を、近いリズムで互いに打ち合うのも面白かった。
○諏訪魔(27分33秒 バックドロップホールド)●石川修司
※王者がV2
試合は諏訪魔がバックドロップ3発放って勝利。
ヘビー級の真っ向勝負を見せていただきました。
やや強引なところもあったが、大型選手は動くだけでも観客の目を引きつけてしまうところあるので、ある程度許せてしまう。
デカイ奴らが堂々、小細工なしでぶつかり合うという、自分が期待していたものは見られました。
タッグ・パートナー対決となると、仲間割れを匂わすとか、何か挟みたくなるものですが何も無し。
横須賀vs佐藤光留のような、何か「嘘だろ」という展開があってもおかしくはない。
デカいレスラーが暴れ、締めも一致団結感を強調。
秋山レンタル移籍に、まだ少し不安な全日本ファンが、今、一番みたいプロレスが見られたのではないでしょうか。
別に、大会終わって泣いたり怒ったりするのを否定はしませんが、この日はこれで間違いなく良かった。
今後に向けて良い雰囲気が作れた大会でありました。
新しいことが今後あるとしても、まず信頼を得たというのが大きいですね。
Twitter反響
削除希望される方は連絡ください、対応します。否定的なリプライを送ることは止めて下さい。
諏訪魔vs石川(あえて敬称なし)
— まさる (@n82e4eab72kp6e1) July 25, 2020
伝統の重さと迫力??
これがメインなら
全日本プロレスのこれからは
心配ない??#ajpw #究極の五冠戦
今日の究極の五冠戦!好きです!!
— hideman (@hideman52162911) July 25, 2020
あぁいう試合オレ好きなんだなって思った。やっぱりプロレスは理屈抜きなんだよな。
諏訪魔、石川両選手に乾杯??#ajpw
うーん,セミの世界ジュニアすごくよかったけど,メインの三冠戦はこれちょっとなぁ。
— gutara -ぐーたら- (@geisyu_gutara) July 25, 2020
テンポが悪いというか緩急がなさすぎるというか…。
なまじ諏訪魔と石川の関係がいいので,逆に諏訪魔の良いところが出てない感じがあるよな。
個人的に・・ようやく実現した「究極の五冠戦」だったからこそ、試合後のこれは要らなかったな。
— 超世代軍×聖鬼軍 (@triplecrown_90s) July 25, 2020
あれだけの激闘の後に「笑い」を起こしたのもね。
宮原選手がNOでは無いし、ここでやるしか無いのは分かるんだけど・・諏訪魔選手、石川選手の余韻だけで良かったです。諏訪魔選手が言った「余韻」だよ。 pic.twitter.com/MarkKnyq4P
試合中、怖さと悪さが3000倍になっていた石川修司選手。
— れんげ (@LoutusRange) July 26, 2020
諏訪魔選手もそうだけれど、普段はアレだけ仲がいいのに、リングの上では意図的に容赦を失えるってのは、プロレスラーは不思議な生き物ですね。#石川修司#諏訪魔#ajpw#ajpwtv pic.twitter.com/22d59mdmQq
重厚さが最初から最後まで、目線を変える動きは諏訪魔の延髄切りと石川のバックドロップくらいか。
— 中落ちカルベイベ (@tamamotoakito) July 26, 2020
徐々に首のダメージが蓄積する諏訪魔が痛みを抱えつつ、石川という巨城をドンドンと突き崩していくような感覚が良かった。
いよいよ本当の諏訪魔時代がやってきたような気がするな!#ajpw https://t.co/zkHGErMxKc
#140字プロレス
— 140字プロレス【プロレス“プチ“レビュー】#GMOTYを求めて (@thumbtackyuki89) July 28, 2020
諏訪魔
vs
石川修司
3冠王座戦
7/25/20 #AJPW
重さが痛みに変わる瞬間を堪能せよ。今、日本プロレス界で再現性が困難なマッチアップ。石川の首攻めと終盤のコントロールが見事。諏訪魔は終盤、雑なるも気迫を熱量変換でリカバー。有観客にとっておいたプロレスステーキ召し上がれ。☆4
全日本プロレス
— しおり@プロレス、サッカー好きアラサー (@shiorin1990) August 2, 2020
7.25後楽園
諏訪魔vs石川を視聴。
ド迫力の対戦。スピード感はないものの一発の重みが伝わってきていい試合。技の重さが伝わる。#ajpw
諏訪魔vs石川、凄い試合だった!ど迫力で濃密な内容で面白かった。体制は変われど、諏訪魔がいれば今までと変わらない景色で安心する。 #ajpw #gaora
— お好みマン (@okonomikun) August 2, 2020
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