2020年02月07日

今更スマン、1.4 新日本・東京ドーム大会、感想〜誌上初のドーム連戦初日






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 もう1ヶ月以上経ちましたが…書いておきます。
 「ネット・プロレス大賞」集計時期のため。ここしばらく1.4をスルーしてしまっていた。日本プロレス界・年間最大イベントですからね、触れておかないと。


1.4 新日本プロレス・東京ドーム、感想

 大会結果・詳細はこちらで。
■バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム ? 東京・東京ドーム 2020/1/4 | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/tornament/197798?showResult=1

 本戦から。
 スターダムは見たかったけどなぁ。

▼第1試合 60分1本勝負
獣神サンダー・ライガー引退試合
 ○田口隆祐、佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一 w/ 小林邦昭
 vs ●獣神サンダー・ライガー、藤波辰爾、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスク w/エル・サムライ
(8分52秒  どどん→エビ固め)

 ライガー引退試合その1。with含めた全員が一人ずつ入場したのにビックリ。
 ここまで過去にスポット当てた試合って、近年あっただろうか?
 今の新日本って、ある程度の過去を切り捨てたことで大成功したのだと私は思っているので、ライガー引退とは言えここまでしてくれるとは思わなかった。
 ちょっと方針が変わりつつある? 猪木さんも来るのですかねぇ。
 試合は短めでハイライトみたいな形になってしまったが、まぁ仕方ないのかなぁ、どうなのかなぁ。
引退ロードで各団体に上がってくれただけで、ライガーさんには大感謝なので文句つけるのは失礼かな。
 サスケさんが「ラムジャム」予告しながらアトミコやったのが謎。


▼第2試合 30分1本勝負
スペシャル8人タッグマッチ
 鈴木みのる、○ザック・セイバーJr.、タイチ、エル・デスペラード
 vs SANADA、EVIL、鷹木信悟、●BUSHI
(8分39秒  クラーキーキャット)

 ドーム連戦ならではの1.4に行われる前哨戦。ある意味、贅沢。
 でもスピーディーでなかなか面白かった。
 BUSHI、この負けで昨年末にザックから白星得た分は帳消し? 実際、その後に何もないですね。何だったのか。


▼第3試合 30分1本勝負
スペシャル8人タッグマッチ
 ○後藤洋央紀、石井智宏、矢野通、YOSHI-HASHI
 vs KENTA、バッドラック・ファレ、●高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズ
(8分17秒  GTR→片エビ固め)

 東京ドームで続けて2試合も前哨戦が見られるなんて贅沢!
 どうせなら棚橋vsジェリコの前哨戦もやれば良かったのに(笑)。ジェリコ&邪道&外道が実現できたならあっても良かった。。
 
 試合は石井選手がファレをブレーンバスターで投げるという見せ場あり。


▼第4試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
 ○デビット・フィンレー、ジュース・ロビンソン
 vs ●タマ・トンガ、タンガ・ロア
(13分25秒  ACID DROP→エビ固め )
※タマ&タンガが8度目の防衛に失敗。ジュース&フィンレーが新チャンピオンとなる

 リーグ優勝チームがベルト奪取という、タッグ戦線にとっては頂点のような場面に思うが…うーん。
 私がワールドタッグリーグを、ちゃんと追いかけていれば印象変わったのだろうか。
 このあと、1ヶ月経たずGODはベルト奪回。
 アピール出ている棚橋&飯伏とのタイトル線は面白そう。シングル王座へのステップにタッグ王座がなってしまいそうだが、それでもいいからちょっと路線変更してほしい。


▼第5試合 60分1本勝負
IWGP USヘビー級選手権試合テキサス・デスマッチ
 ○ジョン・モクスリー
 vs ●ランス・アーチャー
(14分26秒  10カウントKO)
※アーチャーが2度目の防衛に失敗。モクスリーが新チャンピオンとなる

 新日本でデスマッチ! まぁ内容的には「ハードコアマッチ」ですね。
 デカイ2人が動き回り暴れまくりで理屈抜きに面白い。
 凶器の使い方も工夫いろいろ。セットまでの時間が速かった。スピーディーな試合の多い新日本の中で、ちょっとでもダレた空気を生まないためでしょうか。
 アーチャーがビニール袋窒息狙ったのにはビックリ。いろいろ話題のGCW・シュラック選手の得意技。日本ではBASARAの塚本拓海選手がよく見せる。
 頭にかぶせるのでなく、鼻口を塞ぐだけになってしまったのは袋が小さかったのか、もしくはモクスリーの頭が…?
 アーチャーのトップロープノータッチ・プランチャも最高。アンダーテイカーみたい。
 デカイ選手は滅多に飛ばない方がいいと思っているけど、ドームではアリだなぁ。
 フィニッシュはエプロンから場外机へのデスライダー、そしてノックアウト。
 KO決着は、カウント数えている間にフィニッシュシーンの余韻が消えてしまうことあるのだけど、今回はそれもナシ。衝撃の決着となった。
 観客がハードコア慣れしていなかったのが良い方向に傾いたというのも大きそう。
 元WWEトップ選手と、なかなか日の目を見なかったレスラーがドームという舞台で作り上げた名勝負。昨年秋にモクスリーの来日中止が無かったらカード組まれていた可能性は薄かったこと含め、奇蹟的とまで言っていい試合だったと思います。

 ベルト失ったアーチャー、新日本離脱の噂も出ていますが、どうなるか。
 残ってほしいけど、「アメリカでも名を売りたい」という気持ちは分かる。42歳、今のファイトを続けるなら、そんなに時間はない。


▼第6試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
 ○高橋ヒロム
 vs ●ウィル・オスプレイ
 (24分33秒  TIME BOMBU→片エビ固め)
※オスプレイが4度目の防衛に失敗。ヒロムが新チャンピオンとなる

 復帰後初の大舞台となる高橋ヒロム中心に見るべきなのだが…もうオスプレイが凄すぎる。そのスピード、運動量、信じられない。
 場外とリング内を行ったり来たりで走り回る攻防には口アングリ。世界中で真似されそうだが、体力ない人やっても変になっちゃうだろうなぁ。
 試合は容赦ない首攻めを中心にオスプレイが圧倒するも、終盤にヒロム選手が大技畳みかけ、最後は新技で勝利。
 今、公式結果を見て知ったのだけど、フィニッシュは「タイムボム2」と名付けられたのですね。私は「ヒトデナシ・フロウジョン」と呼んでました(笑)。
 正直、“高橋ヒロムの大逆転勝ち”という印象で、オスプレイの良さが際だってしまった感はある。
 しかし、首攻めを耐えたことで、コンディション的な信頼をファンから得ただろうことと(全く問題ないはずはないんだろうけど)、新技のエグさを含め、かつてと変わりない闘いぶりを示せたことはヒロム選手にとって大きいでしょうね。
 お帰りなさい。
 まー、でもオスプレイのあとの王者は大変だ。楽しみでもあります。
 2020年のオスプレイ動向も気になる。
 BOSJもG1も出てほしいが、明らかに働き過ぎ。


▼第7試合 60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合
 ○内藤哲也
 vs ●ジェイ・ホワイト
(33分54秒  デスティーノ→片エビ固め)
※ジェイが2度目の防衛に失敗。内藤が新チャンピオンとなる

 ジェイ&外道が内藤や観客をスカしまくる。今時、ここまで徹底するレスラーは世界中探してもそうはいないのでは。
 とにかくジェイは足殺しに集中。でもパターンは様々で、ハっとするような技も挟んだりで、私は飽きるどころか惚れ惚れすて見てました。
 試合時間は33分、毎度言ってますがキャリア浅いのにとんでもない。勝ったのは内藤選手ですが、ジェイの巧さと悪さを堪能するための試合であった。
 言ってしまえば、もう最初から“好勝負”をしようという気持ちはなかったように見えた。
 結果的に足へのダメージは二冠戦への不安材料として翌日に繋がる。
 全ての試合が5星を狙う必要はないと思ってます。
 インタコンチ戦として、ドームのセミとしてそれはどうなのかと言えば確かに不満を言う気持ちは分かるが、これも2連戦ならではの展開で、珍しいものが見られたと自分は納得しています。手を抜いているわけではないしね。
 ただ、これを見て「1.5のチケットを買いに行こう!となるかはちょっと微妙な気も。
 当日券が思ったほど伸びなかったという情報を聞いての後付けではあるのだが。


▼第8試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
 ○オカダ・カズチカ
 vs ●飯伏幸太
(39分16秒  レインメーカー→片エビ固め)
※オカダが5度目の防衛に成功

 飯伏幸太選手、ついに1.4の最終試合に到達。正直、遠かった。
 39分、前振り要素など全くなし、明日もあるからと控えめにすることもなく、完全な真っ向勝負。メインに相応しい大熱戦でした。
 特に決着までの「どっちが勝つんだ」感は揺さぶられました。
 フィニッシュまでの攻防を大事にする新日本で、飯伏選手があそこまでできたのは敗れても先に繋がった気がします(翌日も負けるけどね)。
 もう1つインパクトと言うか、引っかかりみたいなものがほしかった気もしますが、フェニックススプラッシュが当たっていればそれになっていたのかな。
 まだ今後、何度も対戦することになるのでしょう。
 AEWのプロ野球トップ選手級オファーを蹴ったとされる飯伏選手、新日本に残り順調にステップアップしていたが最後の最後でストップ。あとで振り返って「1.4で負けておいて良かったのかも」と言われるような展開になればいいですね。たぶんWWEじゃコレできないよ。

 試合後にオカダ選手が涙を流したのは驚き。札止めに出来なかった悔しさが理由ではないかとの声がファンからは多い。
 オカダ選手、既に他の選手より高い位置にいるのに、その更に上を常に目指している姿勢は本当に素晴らしい。「猪木」発言もそうですよね。
 今回のメインの私の評でも、オカダ選手のこと一つも褒めていませんが、あれだけやって当たり前と思われてることがとんでもない。
 あれをキープしている凄さ、つらさは頭に置いておくべきなんだよなぁ。


★大会MVP:オカダ・カズチカ
★大会ベストバウト:ランス・アーチャーvsジョン・モクスリー

 書くのに3日かかってしまった。大阪城までに2日目書き終えられるのだろうか?

過去観戦記

■獣神サンダー・ライガーvs鈴木みのる、引退試合でコレ以上を見せられるか心配になるほどの名勝負〜10.14 新日本・両国国技館大会、感想: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
 http://blackeyepw.com/article/186707040.html

■エルボーが顔面にぶち当たる音を聞きたいがためのシーン現象〜9.1 新日本・英国大会、感想: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
 http://blackeyepw.com/article/186533184.html
■飯伏幸太についていけば面白いものが見られるはず〜8.12新日本・日本武道館最終日・感想&G1総括: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
 http://blackeyepw.com/article/186488737.html




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posted by sugi
2020年02月 14:39 | Comment(0) | プロレスニュース・トピックス
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