新日本・東京ドーム連戦を直前にして興味深い動きが出てきました。
タブー視しているとも言われる「AEW」の名前を、新日本プロレスが公式サイト等で触れている。
AEWカーン代表の許可も出た
流れを順に追う。▼12月23日
■【新日本】棚橋が米AEWとの禁断の扉を開く!! 1・5東京ドームでジェリコと激突:東京スポーツ
https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/njpw/1669386/
6月のオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級戦(大阪)以来の参戦となるジェリコが現在、AEWベルトを保持していることも闘争心に火をつける。「向こうのチャンピオンじゃないですか。俺が勝って向こうが『もう1回』と言ってきたら『ならベルトかけろ』とも言えるわけです。そうしたら禁断の扉が開きますよ」と不敵に笑う。「棚橋選手がAEW王座に言及したのが驚き。海外では、新日本でAEWやケニーの名前を出すのはタブーとされているとの噂も。実際、AEWの流れを煽りVで紹介するようなことはなかった。
ジェリコやモクスリーは個人で新日本と契約しているとの話。
ただ、これは東スポの記事。ちょくちょく取材対象の発言を拡大解釈したり、言ってないことが言ったように書かれてしまうこともある媒体ですから、そこまで気にする必要はないのかな?とも思っていたが…。
▼12月28日
クリス・ジェリコが自信のYouTubeチャンネルに動画アップ。
■(327) Chris Jericho Has An Update For Tanahashi On His Request For An AEW Title Shot - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LWmy1Gw_M8Y&feature=emb_title
5日経って食いついてきた。
東スポを読んだという可能性もジェリコならばゼロとは言えない(WEB版もあるが)。
▼12月29日
そして、これを新日本プロレス公式が取り上げた。
【風雲急!クリス・ジェリコから緊急メッセージが到着!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 29, 2019
「1月5日東京ドームでタナハシが勝ったら、AEW世界王座の“挑戦権”を与える!!」
☆メッセージ動画はコチラから!
⇒https://t.co/2cjqa1ZIWL#njwk14 #njpw #新日本プロレス@IAmJericho pic.twitter.com/rmg7TbxslY
▼クリス・ジェリコ「1月5日東京ドームで棚橋が勝ったら、AEW世界王座挑戦権を与える
12月30日の時点で正式発表はありませんが、AEW王座挑戦権も懸かりそうな雰囲気。
これまで全く絡んで来なかった新日本とAEWが交流を始める? それともこの試合だけ?
現在のクリス・ジェリコ、AEWでの抗争相手はジョン・モクスリー。
2月29日に開催されるAEW年間最大PPV「revolution」で対戦濃厚。
しかし、まだ時間はある。
現在のAEW、先を見越して若手選手に多くチャンスを与えていることもあるが、ちょっと刺激が足りない感はある。
NXTとの水曜TV戦争も敗戦する週が出てきた。
何か話題性のあることを仕掛けてきてもおかしくはない。
とは言え、棚橋選手が負けてしまえば“何もナシ”で終わる可能性ももちろんある。
ベルト持っているのに、それに触れず対戦することの不自然さを快勝しただけかもしれない。
もちろん、棚橋選手が負けても、「俺が敵を」とアメリカに乗り込む選手が出てきてもおかしくない。そう言えば、オカダ・カズチカ選手は大阪城で酷い目にあってリマッチを望んでいたはずだ。
もともと、AEWは新日本との交流をしたがっていた。新日本が「必要ない」と判断。
実際、興行的には2019年の新日本プロレスは好調。集客的には、ケニー・オメガ離脱は関係無かった。2020年のドーム連戦も、前年以上の売れ行きという。
一方で、これは全く私の主観ですが、大会内容・話題性に関しては例年より、やや下がったようにも感じている。
この辺、いろいろどう考えるべきなのか。1.4・1.5まで頭を巡らしましょう。
棚橋選手もツイートで反応。
ちょっと、Twitterから目を離してる間に、いろいろと進んどるな。
— 棚橋 弘至 feat.鉄の意志 (@tanahashi1_100) December 29, 2019
それも見てる。 https://t.co/asXIR6C0PE
— 棚橋 弘至 feat.鉄の意志 (@tanahashi1_100) December 29, 2019
棚橋弘至 、公式インタビューで改めてAEW王座に言及
12月30日、新日本公式が棚橋選手インタビューをアップ。【東京ドームまであと5日! WEBで無料公開!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 30, 2019
「今回のジェリコ戦は、ボクにとって“金の鉱脈”かもしれない」
棚橋弘至に直撃インタビュー!!
☆コチラから!
⇒https://t.co/90r0M5RD0g#njwk14 #njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/9yuvZ2ZrBx
東スポの記事を更に膨らましたような内容。必読です。
「Codyとも闘いたかった」なんて発言も。
純粋にvsジェリコも語っています。
――棚橋選手は今年の1.4ドームのケニー戦では“イデオロギー闘争”が一つの大きなテーマとなりましたが、ジェリコ戦に関してはいかがでしょうか?「vsオカダ、vs棚橋は想像つくが、vsケニーは想像つかないので楽しみ」と私がブログか何かに書いたのを思い出しました。
棚橋 ジェリコとボクは便利な言葉でいうと“サイコロジー”が近い気がしますね。そこがケニー戦とは違うというか。
――サイコロジーというのはプロレス観であり、魅せ方ですよね。観客との対話というか。そこが似ている者同士の試合というのは、やりやすいものなのでしょうか?
棚橋 こればっかりはそのときにならないとわからないです。どういうケミストリー(化学反応)が起こるのか? たとえば新・闘魂三銃士(00年代中盤に棚橋、柴田勝頼、中邑真輔の3人を称した言葉)でいうと、中邑vs柴田はバチバチでしたよね。あの二人はプライベートでもソリが合わなかったので(笑)。でも、そういう二人のほうが化学反応が生まれて、いい試合になったりするんですよ。
――仲が悪い方がいい試合になる、とはよく言われますよね。
棚橋 逆に試合巧者同士が試合をすると、おもしろい試合にはなるのは保証されるんですけど、それ以上に“ハネるか”どうか。だから、今回はちょっと未知数ですよね。
最近のジェリコ、AEW含めあまり好きな感じではないのです。
そろそろ新日本でもWWE時代みたいな堅実なスタイルが見てみたい。TLで「ジェリコと言えばラフファイト」みたいな投稿見かけクラクラ。
棚橋選手なら打って付けなのだが。
関連リンク
■新日本プロレス社長ハロルド・ジョージ・メイがケニー・オメガの入国問題に関する噂を否定。そもそもこの噂話は何だったのか? | Wrestling-NOW.net レスリングナウhttps://wrestling-now.net/archives/4476
■飯伏幸太が新日本プロレス継続参戦宣言 ケニー・オメガ「またいつかどこかで、頑張って」: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中)
http://blackeyepw.com/article/185539895.html
AAA-CMLLの関係無視でドラゴンリー使ったりもしていますし、いろいろ変わってくるかもしれません。
ROHはPCOだけ見たいというのが本音ですね(笑)。
何度聞いても飽きがこない