2019年08月21日

今成ワールド堪能、まなせゆうながポチャミネーターで過去を昇華〜8.20 ぽっちゃり女子プロレス・新木場大会、感想&情報まとめ

カテゴリー:DDT

CBIMG008.jpg


  DDTユニバースでライブ視聴したので感想を。


大会感想

 「ぽっちゃり女子プロレス」という団体名のインパクトが凄いが、特に自分はそちら系の女性が趣味というわけでもなく、どちらかと言えばスレンダーな…いや、それはどうでもいい、とにかくこの大会を気にしているのは今成夢人さんのプロデュース力が存分に見られる場であるということ。
 第1回の「ぽっっちゃり女子プロレス」も、まなせゆうな選手を中心にして「ありのままで」をテーマに見事なエンディングを作り上げ大評判となる。
 シリーズ化するのは難しいのではないかとも思ったが、会場を王子から新木場に移し継続。
 全4試合だがボリュームは全く問題なし。中身ぎっちぎち。
 自分のお気に入りは第2試合、「マナ・コナーa.k.aまなせゆうな vs ポチャミネーター(P-800)」。
 某ターミネーター(書いちゃった)風映像からリングに繋がる。
2050年、ダイエットの誇大広告によりぽっちゃりが殲滅される中、ポチャミネーターが現代に現れるVTR。BMIオーバーのチンピラから服を奪い、BMIオーバーの女性を襲ったポチャミネーターだがまなせには反撃され蜂の巣に。そして黒の戦闘服に身を包んだマナ・コナーことまなせが入場。
 対戦相手は樋口和貞似のポチャミネーター。
 試合中、マナ・コナーに“指令”が伝わる。

 この手法は、2018年に今成プロデュースで行われた大会「ベータマニア」でも使われていたものではある。
 でも“使い回し”というよりは、“1回きりにするには勿体ない”という気持ちなので問題なし。
 もちろん全く同じ展開とはならず、最終的にロッシー小川さんが出てきて仰天。この大会、最大のサプライズだったでしょう。
ハイキックはポチャミネーターがキャッチして串刺しラリアット。チョークスラムの体制に入ったところで、映像にはスターダムのロッシー小川代表。「私がつけた愛星ゆうなというリングネームは、みんなに愛されるようにという願いを込めたもの。君は立派なスターダムの卒業生」というメッセージにまなせは涙。「今を信じて、明日に輝け、WE are…」というロッシー代表の言葉に「スターダム!」と叫んだまなせはビッグブーツ連打で反撃。
 まなせさん、スターダムを辞めたあと、いろいろあったのです。その“いろいろ”に大きく関わるアクトレスガールズの有田選手が出場していたのも今考えると意味があるのでしょうね。
 ロッシーさんの口調が棒読み気味だったのだけが気になる。
 これを機にスターダム退団者が他団体に…いや、なんでもない。
 女子プロレスという世界、その片隅にあったようなドラマが1つ簡潔した瞬間が見られて1つ感動。
 演出だけに頼らないよう、懸命に闘っていたまなせ選手の姿勢もあってこそ、ですな。
 「2」も期待。会場どこかは分かりませんが、DDTグループの総力結して、溶鉱炉を準備していただきたい。
 もう、これで1興行見終わったぐらいの満足感。

 メイン・今成夢人vs竹下幸之介の前に、
 竹下選手の母で大会スペシャルアンバサダー・恵子さんが凄い格好で登場。

 DDTファンには同じ皆方だが…改めて凄まじき衝撃。
 ちょっとインパクト強すぎで試合の印象に影響が出るのでは?と心配もしたが、それは逆の効果となる。

 試合は現KO^D王者に今成選手が食い下がり続ける。
 竹下選手の攻撃は脚への一点集中が中心。技もあるだろうが、脚へのダメージでフラフラ。実力差ある対戦では珍しい光景。
 そして終盤、映像が。
そしてジャーマンの体勢に入った瞬間、ビジョンに映像が流れ、今成の心の声が。「俺は20歳の時に母親を亡くした。ちょうど学生プロレスのデビュー戦があった3日後に、母ちゃんが亡くなった。俺は母親に、自分がプロレスをしているところを見せてあげることができなかった。恵子さんが君を心配したり、愛をもって見守っているのをインスタグラムで拝見していると、きっと俺も母ちゃんが生きていれば、同じように見守ってくれたのかなぁと思うことがある。母ちゃんも恵子さんのように明るい人だったから。だからもしかなうなら、母ちゃんに俺のプロレスを今、見てほしい。竹ちゃん、最後のお願いだ。もう少しだけ俺とプロレスをしてほしい。お互いの母親が見守っているという状態で、もう少しだけ試合をしよう」。
 試合はジャーマンで竹下選手が勝利。
 竹下母の姿を生で見ている分、泣けますね。印象が試合に残ってしまうぐらいで良かった。そこまで読んでいたのか。
 亡くなった母親の話を出すのは反則な気もするが、「親子」というテーマも見えるし、避ける方が不自然と考えたのでしょうか。ここは人によって受け取り方いろいろでしょう。

 大会エンディングは「魂のルフラン」。俺、エヴァンゲリオン分からないんですよ(笑)、でもまぁこれは分からない方が悪い。
 やっぱり「親子」がテーマだったということだったっぽい。まなせさんとロッシー小川さんも親子みたいな関係ではある。
 締めは、「3、2、1、ポチャティブ、ポチャティブ!」。
 「ポッチャリ、ポッチャリ」の方が言いやすいと思うが、そうしなかったのは意味がありそう。
 
 おそらく意識してるだろう「マッスル」は回を重ねるごとに信用度を増していき、「マッスル」という言葉を聞いただけで何かニヤニヤしてしまうような、「マッスル坂井についていけば大丈夫」という空気がありました。その領域まで行ってほしいですね。
 「ぽっちゃり好き」という狭い(?)場所を狙うことでの自己表現、どこまで広げることができるかも注目してます。

 2回目にしてロッシー小川さんや、お母さんの件など、大きな話を盛り込み、1回1回を大勝負としている姿勢は良いが、これから大変だろうなぁとは思ってしまう。いろいろ追い込まないように。でも、第3回も期待しちゃう。

※スルーした試合に出場された皆さん、申し訳ない、


▼大会MVP:
今成夢人
▼大会ベストバウト:ポチャミネーター(P-800)vsマナ・コナー aka まなせゆうな

試合結果・動画・試合後コメント・ツイート


 
<動画>




<映像>
■【見逃し】ぽっちゃり女子プロレス「P2 トレインスポチャッティング」
 https://www.ddtpro.com/universe/videos/6919

※追記
▼マナコナー vs ポチャミネーター


<試合後コメント>
今成 1回目は3大会ある中の真ん中の興行で、ガンプロの勢いのまま乗り切れたところもあったんですけど。今回は単発興行で、まーキツかったです(笑)。こんなにキツいとは思わなかった。映像もそうですしプレッシャーも凄かったですし。でも自分の中ではテーマというか、だんだんブラッシュアップして見えてきたものがあったので。それを今回もぶつけないとと思いました。
――竹下選手、DDTのトップと闘ってみて。
今成 凄すぎですね。凄すぎる、竹下幸之介。カメラを通して彼とは会話をしてたつもりですし、彼の思想というものに、僕は僕なりに影響を受けて今、試合をしているので。カメラの向こうにいる「竹ちゃん」じゃなくて、リングで「竹下幸之介選手」と対峙したいって。ある意味、恵子さんをフックにした部分もあるんですけど、でもこのシチュエーションでやらないと対戦の機会は作れないだろうなって。
――前回、今回と個人的な思いをフィーチャーして吐き出す大会になりましたが、次は?
今成 そこはおのずと「こういうことをしよう」とか、まだたまってるものが自分の中にあると思うし。作品、試合を作っていく、闘っていくってことをし続けないと。「3」を求められたら作るしかないと思います。シーズン2で打ち切りになるものもあれば3が期待されるものもある。期待されるならやらなくてはいけないんだと。
――吐き出せるものがまだある?
今成 そうですね。それに今回、ぽっちゃり女子プロレスというコンセプトにもかかわらずアクトレスガールズの坂口代表、アイスリボンの佐藤社長に連絡して。もちろん東京女子の甲田さん、(スターダムの)小川さん。女子プロレス4団体と関わりを(笑)。ぽちゃじょっていう自分の欲望の形ではあるんですけど、それぞれの団体とラインができたっていうのもよかったなって。また次、ぽちゃじょがみなさんの視野に入れてもらえるものになったかもしれないです。まなせさんにとってスターダムはなかなか昇華できないものだっただろうから。そういうものって、闘うことで一つ一つ成仏したり昇華させていかなきゃいけないと思うので。あのタイミングで小川さんが無線(指令)をくれたっていうのが。愛と星で「まなせ」と名付けたのは小川さんらしさだと思うので。それを背負って生きてほしいですね。

<ツイート>








 個別記事ページ→ 今成ワールド堪能、まなせゆうながポチャミネーターで過去を昇華〜8.20 ぽっちゃり女子プロレス・新木場大会、感想&情報まとめ

posted by sugi
2019年08月 17:16 | Comment(0) | DDT
この記事へのコメント

コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。