2019年08月04日

SANADAvsオカダ、"残り13秒決着”という付箋の貼られた記憶にも残るライバル対決〜8.3 新日本G1・大阪府立大会・情報まとめ&感想

カテゴリー:新日本プロレス

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 大阪府立連戦、初日のまとめ&感想。
 もう2日目終わってますな…申し訳ない。

ブラックアイ・コメント(感想)


 後半戦でも注目の大会ということで全公式戦見ました。

▼バッドラック・ファレ vs KENTA
 序盤からバレットクラブのセコンドが介入、ファレへのブーイングは飛ぶが、KENTA選手への声援までは繋がらず。まぁ、そんな単純な話ではない。
 大型選手相手でKENTA選手の不利が予想されるも、WWEでは2メートル近いドリュー・マッッキンタイアーとも対戦しているし、そこまで問題はないような。
 あと、TLで同じことを書いていた方もいますが、KENTA選手の好敵手の一人に森嶋猛がいるんですよね。武道館で凄い試合やってましたな。
 実際、そこまで攻めあぐむ感じはなかった。
 この日のファレは森嶋ほどではないが、普段より豪快っぷりが見えたかな。
 最期は乱入ゴチャゴチャのなかスクールボーイですが。 
 ファレのヒールっぷりは上がった。


▼ザック・セイバーJr. vs ランス・アーチャー
 序盤、アーチャーが腕の取り合いなどでザックの領域に入る。何でもやれるなー。
 それでも時間が進むと共にペースはザックへ。今シリーズ、サブミッション・レスリング勝負を挑まれることが多いものの、しっかり上回るイメージ残すのはさすが。これで飯食ってる人ですからね。
 最期は横十字系の技で巨体を見事に押さえ込みザック勝利。
 ただ、滅多にない同門対決としては、もう少しいろいろあっても良かったか。
 戦前、欠航ギリギリな舌戦もあったが、仲直りする感じも無し。まぁすぐ握手とか、Twitterで激励し合うとかも冷めるが。


▼EVIL vs ウィル・オスプレイ

 噛み合った好試合。
 お互い、最終兵器の1つ前の技でフィニッシュと同じぐらいの興奮を生んだうえ、更に本当のフィニッシュへ向かって突き進んでいく。これは盛り上がる。
 最大の見せ場は、EVILのEVIL(STO系の技)をオスプレイがバク宙でかわしたシーンか。
 橋本真也がコレできてたら、即引退することも無かったろうなぁ。
 EVIL勝利で生き残り。オカダ戦で何か起きるか。


▼飯伏幸太 vs 棚橋弘至

 昨年の優勝決定戦であり、ネット・プロレス大賞2019のベストバウトだったカードがセミ。
 1年前からいろいろありすぎた2人。
 棚橋選手は映画公開、ケニーに勝利でIWGP奪取、負傷悪化、手術、欠場…しかしG1に入って復調気配。ザック戦ではストロングスタイルを守る立場に立つ場面も。
 飯伏選手はケニーとの別れ、新日本入団、インタコンチ奪取&手放す。
 しかしG1開幕戦で脚を負傷。
 様々な転機があった一方でG1始まってから、また少し変化が出ている。そんなタイミングでの対戦。

 飯伏選手は脚を攻められるも、普段通りの奇想天外ファイトが戻りつつあった。飛びつきフランケンに、ロープ2段目乗ってのジャーマンも炸裂。
 今シリーズ宙にハイフライフローをフィニッシュにする決意をした棚橋選手も、ファイトスタイルが戻りつつある。
 それなりにG1を追い続けてきた自分には「ここまで戻ってきたか」という印象。昨年の優勝戦の内容には届かずも、日本武道館へ向かう線の中のし合いとしては意味あるものに。
 だだ、たまたまこの公式戦だけを見た人にはどうだったか。「2人らしい試合だな」としか思われないかもしれない。
 そこはリーグ戦というなかでのドラマを作る難しさかな、とも感じてしまった。

 飯伏選手の脚の調子が上がっているようなら喜ばしい。
 ちょっと、翼をもがれたような形で闘ったオスプレイ戦の時のような状態で棚橋戦を迎えていたらどんな試合になっていたのだろう?との想像もしてしまう。
 オスプ線の鬼気迫る表情で棚橋に迫るような絵は、昨年G1優勝戦と逆の立場になりそうだ。
 もちろん、お互い万全な体調で闘うのが一番なんですけどね。、

 飯伏選手が勝利で生き残る。棚橋選手は脱落。


▼SANADA vs オカダ・カズチカ

 オカダvsSANADAは美しい。思わず内館牧子調。
 身体能力高い同士が、オーソドックスなプロレスをするとこんなに綺麗なのかとほれぼれする。それが今年行われた2試合を見ての感想。
 特にニュージャパンカップ決勝戦は、特別な攻防がそれほど無くてもウットリのめり込んでしまった。
 最近の壁かけってデジタルで映像が流れるヤツあるでしょ、あれにオカダvsSANADAを入れて飾っておきたい。そんなレベル。
 ただ、綺麗すぎるからこそ癖がなさすぎるというか、引っかかりがなく記憶に残りにくい恐れもある。
 今年2度目の対戦後、オカダ選手がSANADA選手をライバルに指名。今後、名勝負数え歌となることが期待されるわけですが、単に好試合を続けるだけでなく、1つ1つを記憶残るものにしてこそ"名勝負”数え歌。
 今回はどうだったか。ライバル対決でありながら、リーグ戦の点数ではかなりの差をつけられた。
 内容でも、圧倒というほどではないが、オカダの堂々とした闘いっぷりが目立つ。
 しかし終盤はヒートアップ。特に残り時間5分過ぎてからの攻防は、時間切れとの闘いでも有りスリリングさが増していく。
 SANADAがスカルエンドを決めたときには「残り時間すくなくなると粘られそうなのに絞め技・固め技いきがち」な"時間切れ引き分けあるある”発動に俺落胆も、そこから更にハイライト。
 この試合で唯一出た特別な技、ポップアップ式TKOをSANADAが放ち、そこからムーンサルトプレスで決着。
 29分47秒。
 30分1本勝負のG1公式戦ならではの興奮。そしてオカダ全勝ストップという話題性。
 見事、名勝負数え歌に刻むに相応しい、印象に残る内容・結果となりました。
 心配する必要なし。ちゃんと分かりやすい、大きな付箋紙を貼り付けた。
 今回は「美しい」と言うより「興奮」が勝った感じ。いろんな感情がもらえるカードである可能性も見せた。
 目標は「棚橋vsオカダ」超えでしょう。
 次はどんなシチュエーションで闘うことになりますか。
  

★MVP:SANADA
★ベストバウト:SANADAvsオカダ

Aブロック・得点


<Aブロック・順位> ※8月3日終了時点

12点 オカダ・カズチカ 6勝1敗
10点 飯伏幸太 5勝2敗
8点 KENTA 4勝3敗
8点 EVIL  4勝3敗
===↓脱落
8点 棚橋弘至  4勝3敗
6点 SANADA 3勝4敗
6点 ザック 3勝4敗
4点 オスプレイ 2勝5敗
4点 アーチャー 2勝5敗
4点 ファレ 2勝5敗

 残り2戦。

潮合・試合後コメント・動画




■8.3 新日本 / 大阪府立体育会館、結果
https://www.njpw.co.jp/tornament/192656?showResult=1
・SANADAがオカダの快進撃をストップ!
・飯伏が棚橋を撃破し“神越え”達成!
・EVILはオスプレイを闇に葬る!
5,555人(札止め)

<試合後コメント>

▼ファレ vs KENTA
KENTA「いや、返しただろ。あんな、3つ入ってねえよ。ふざけんな……って、まあ、言いたいところだけど、いや、これもプロレスだったね。これもプロレスの一つだった。思い出したよ。これもプロレスだ。3連敗。3敗目……にしたとしても、俺はまだまだ充実してるし、いま終わって、プロレスができることに、幸せを感じてるし。その気持ち、忘れないように……忘れないようにというよりも、もうある種、ゾーンは入っちゃってるし、このまま楽しんで、あとは結果がついて来れば最後まで、あきらめずに、楽しんで、自分が置かれてる状況、環境すべて楽しんで、残りもKENTAのプロレス、お見せします」
 全コメント・試合詳細→ https://www.njpw.co.jp/card_result/203813

▼飯伏幸太vs棚橋弘至
飯伏「これで5勝目ですか、5?(と記者に確認する) 『G1』と、『G1』とまた別の、別の種類の、自分の中だけのストーリーがあるんで……。それが一歩、進んだかなと。でもその自分の中のストーリーというもの1歩、1歩進んだんで。まだまだ終わりじゃないし。僕はいつも『終わりは始まり』ってずーっと言ってきたんで。これが始まりですよ。始まり。僕、試合する前は、これで終わり、そして始まり。そうだと思ってた。でも、『これから始まり』だから。……いやもう、もうね、限界ですよ……。限界。楽しい限界ですよ。楽しい限界。もっともっと、突破していくんで。凄かったですよね。張り手……。気持ちを貰いました。ありがとうございました。(一礼しながら)また、よろしくお願いします」

棚橋「(※辻の肩を借りて引き揚げてきて、コメントスペースにたどり着くと大の字になる。しばらくの沈黙ののち)どんな、どんな1年を過ごしてきたか、それが今日わかるって言ったけど、(※上半身を起こして)飯伏、飯伏よ、苦しんだんだろうな。期待されて、期待以上にこたえられなくて……。まあ、その苦しみが、飯伏から伝わってくる。俺の1年は、俺の1年は、考えてみれば、ベルトを獲ったけど、ケガして欠場して、またケガして手術して。(※ゆっくり立ち上がりながら)人に誇れるような1年じゃなかったかもしれない。ただ、まだ終わんねぇから。俺はしつこいから……」
 試合詳細→ https://www.njpw.co.jp/card_result/203811

▼SANADAvsオカダ
オカダ「(※壁に寄りかかりながら引き揚げてきて、コメントスペースにたどり着くと崩れ落ちるように大の字になる)ライバル、初勝利おめでとう。一番負けたくない相手に負けたな。ま、ライバルが勝ったことによって、俺とSANADAさんの物語は、楽しくなってくるでしょうね。(※上半身を起こして)まあ、じゃあ、楽しくなっていくうれしさ、いくつでしょうか?(※ゆっくり立ち上がって、壁を伝ってゆっくり控室に向かいながら)悔しさ100やね……」
 コメント全文・試合詳細→ https://www.njpw.co.jp/card_result/203810


<動画>
▼アーチャーの腕取り合い

▼飯伏さん相手だと別の技

▼場外ハイフライさせず

▼SANADAvsオカダ、終盤


<ツイート>





 個別記事ページ→ SANADAvsオカダ、"残り13秒決着”という付箋の貼られた記憶にも残るライバル対決〜8.3 新日本G1・大阪府立大会・情報まとめ&感想

posted by sugi
2019年08月 22:14 | Comment(0) | 新日本プロレス
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