2019年07月13日

ケニー・オメガがいなくても新日本が見たい、オカダvs棚橋の有り難みを知るファンが集まり生んだ熱狂〜7.7新日本・ダラス大会、感想

カテゴリー:新日本プロレス





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 G1史上初の海外開催となった新日本・ダラス大会の感想を。
 もう5日経ってしまったがうちにしては早いほう(笑)

 大会の詳細は以下で。
■オカダ「『G1』が初めて海外でおこなわれる、メインイベントの相手にふさわしかったんじゃないかなと」、ザックが集中できない理由とは?〜7.7新日本・ダラスG1開幕戦コメント・動画などまとめ: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中)
 http://blackeyepw.com/article/186248802.html


観客の盛り上がり方が最高でした

 感想はG1公式戦のみとなります。
● 第5試合
▼G1公式戦
○ランス・アーチャー
 (18分16秒  EBDクロー→体固め)
 ●ウィル・オスプレイ

 ゴング前、いきなりオスプレイのその場飛びスパニッシュフライが炸裂…ええ、203cnのアーチャーがスパニッシュフライで飛ばされてる…。
 ランス・アーチャー
、デカさ、強さ、恐さだけでなく、その対応力も怪物級。
 個人的には、ベイダーやハンセンと言った昭和ガイジンのように、ワガママなファイトで強さを押し出して欲しいなぁ…という願望もあったが、これはこれでとんでもない。
 あのオスプレイとスーパーヘビーのアーチャーが噛み合っている。
 デイビーボーイ・スミスJr.と道が分かれてしまった理由がここにあるかも。

 逆に言えば、なぜ新日本プロレスはここまで出来る選手を寝かせていたのか。いろいろタイミングが会わなかったのだろうが勿体ない。WWEの飼い殺しを笑っていられないような。
 フィニッシュは懐かしのクロー技。鉄の爪王国でクロー技。
 今回はフォール勝ちだが、いろいろ変化つけられそうで今後楽しみ。
 アーチャー、コンディションさえ問題なければ好勝負連発するのでは。

● <第6試合
▼G1公式戦
 ○バッドラック・ファレ
 (11分33秒  バッドラックフォール→体固め)
 ●EVIL

 乱戦モードが目立つ試合に。
 アメリカならではの鉄製イスでマンモス・ホームランは強烈そう。
 ファレが急所打ち挟み勝利。
 こういう戦い方をする選手、1ブロックに1人ぐらい必要なんですかね。
 昨年は反則負け多かったからまだマシか。
 次のアーチャー戦は楽しみ。大型枠の縄張り争いですよ。
 EVIL 、いきなり敗戦だが大穴開けそうな雰囲気はあるので今後期待。

● 第7試合
▼G1公式戦
 ○SANADA
(21分12秒  オコーナーブリッジ)
 ●ザック・セイバーJr.

 昨年G1の個人的ベストバウト。それに迫るような好勝負に。
 序盤の切り返しあいが素晴らしすぎる。アメリカの観客も沸いている。
 いろいろ言われるザックの戦い方だが、相手が組み合いでやり合ってくれれば十二分に面白い。
 これまでSANADA以外に寝技で対抗しようとしたのは、棚橋と石井ぐらいか?
 「ストロング・スタイル・イズ・デット」は「そこまで言われてもやり返してこないの?」という挑発と受け取った。だからG1前にあえて言った。
 もちろん、勝利優先なら相手の得意分野で勝負する必要は無いが…さあどうなりますか。
 EVILはナイフ持っていないのか? カマじゃなくてナイフだよ。

 昨年の対戦の時よりSANADA選手は大技を多めに使っていた。
 グラウンドだけで20分ぐらいやってもらっても全然いいんですけどね。いろいろ考えがあるのでしょう。
 今年もオコーナー・ブリッジでSANADAが勝利。
 昨年、回転足折り固めを解禁したときは涙モノだったなぁ…。

● セミ
▼G1公式戦
○KENTA
 (20分51秒  go 2 sleep→片エビ固め)
 ●飯伏幸太

 KENTAのWWE退団後第1戦は、いきなりG1公式戦となった。
 全体的にKENTAの攻撃が目立った。7〜8割はKENTAペースだったのでは。
 前半は飯伏選手が様子を見すぎたか、後半は飯伏選手の足の負傷が原因か。
 一方的とまでは言わないが、偏ったことで白熱の好勝負!…という感じにはならず。
 その分、KENTA選手の動きはだいぶ見られた。
 KENTA選手がWWEで上手くいかなかった理由の1つは、100%の威力のキックを出すのが難しかったことにあると自分は思ってます。
 昨年の丸藤正道戦でも、前半はキック控えめのWWEスタイル、後半に打撃が増えて試合も面白くなった。
 今回も要所要所でキックは出ていた。代名詞が戻ってきた感はある。
 NOAH時代の高山善廣や杉浦貴をボッコボコにしていたものほどではないが、強烈なモノもあった。
 試合を重ねていけば、キックの威力も増していくことでしょう。

 ただ、どこかシックリしないところがあったのも事実。
 「リング慣れしていないからでは」との声もある。
 自分は、WWE時代のヒールっぽいリズムが残ってしまっているように感じた。

 KENTA選手、本当は早めに石井智宏選手と対戦させてあげたかったですね。
 ソウルメイトの柴田勝頼選手も石井選手と当たることで新日本での戦い方を掴んだように見えました。
 KENTA選手も何か掴めると思うのだが…G1終わらないと対戦は実現しない。
 次はKENTAvs棚橋。これは感情引っ張り出すような内容なれば面白いが、どうだろう。
 飯伏選手はとにかく怪我が心配。

● メイン
▼G1公式戦
 ○オカダ・カズチカ
(22分04秒  レインメーカー→片エビ固め)
 ●棚橋弘至

 入場で大歓声、オカダがガウン脱いだら大騒ぎ、対峙しただけでホーリーシット、ゴングが鳴ればスタンディングオベーション。
 本当に観客が素晴らしい。
 考えてみると、この日集まったファンは「ケニー・オメガがいなくても新日本が見たい」と集まった人達なんですよね。
 MSGを札止めにしたのは、ケニー・オメガありきの新日本プロレス&ROH。チケット発売の時点では、みんなケニーガ出るト思ってた。
 しかし今回は最初から出ないと知って、それでもチケットを買っている。
 満員にはならなかったが、今の新日本を見たいという人を中心に大勢集まった。
 生で棚橋vsオカダという黄金カードを見られている喜びを爆発させているのが画面からも伝わってきた。
 おそらく、棚橋選手のハイフライフローが久々なのも知っているのでしょう。
 棚橋選手は身を削るようなファイトと、いつも通りの一点集中で勝負する。
 オカダ選手はどんな会場でもほとんど変わらぬ技の数で、ダラスでも相手を追い込んでいった。
 オカダvs棚橋らしいオカダvs棚橋。もちろん良い意味で。
 ただ、過去の名勝負に比べれば、そこまでは届かず。これだけの歓声送ってくれたファンに最高級の試合を見せられなかったのは残念でしょう。 

 結果としてはオカダ選手が完勝。
 過去、G1公式戦=30分1本勝負で、3度時間切れ引き分けとなっているカードが、22分で終了。
 30分では足りないはずのカードが22分で決着。
 これはそのまま、現時点での“差”ということになるのでしょう。
 初戦で現実を突きつけられた形の棚橋選手、このあとの公式戦をどう闘うかは楽しみでもあります。
 オカダ選手はランス・アーチャー戦と、G1で3度目の対戦になるEVIL戦に注目しております。

 ここまで。
 大会全体だと100点って内容ではなかった。でもまぁ、いろいろあって面白かったですね。
 さあG1、今年はどのぐらい追いかけられるかな。


 ▼大会MVP:観客
 ▼ベストバウト:アーチャー vs オスプレイ



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posted by sugi
2019年07月 14:51 | Comment(0) | 新日本プロレス
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