2019年06月14日

初っぱなから「作品」を残しにいったジョン・モクスリー〜6.5 新日本・両国国技館大会、感想

カテゴリー:新日本プロレス





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 もう1週間経ちましたが感想書いておきます。
 すいません、上3試合のみ。


<大会動画> ※有料
■BEST OF THE SUPER Jr.26 2019年6月5日 東京・両国国技館 優勝決定戦 全試合
- njpwworld https://njpwworld.com/p/s_series_00519_29_1

<試合結果など>
■オスプレイ「いつか東京ドームのメインでJrタイトル線を」、、モクスリー「自分がやりたいことができたということにもとても感謝している」〜6.5 新日本・両国大会コメント・動画・ツイートまとめ」: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中)
 http://blackeyepw.com/article/186104294.html

第6試合:棚橋弘至 復帰戦


▼○ジェイ・ホワイト(19分16秒 首固め)●棚橋弘至

 棚橋弘至、2ヶ月ぶりの復帰戦。
 煽りV、棚橋選手はYouTubeのコメントを拾い反発。「列の後ろに並べ」の指摘に「いつからプロレスラーはそんな行儀良くなったのか」と。
 逆に言えば「順番無視します」宣言。大阪城ではジェリコ戦が見えてきた。オカダvsジェリコのリマッチが先ならIWGP挑戦の可能性もありそう。G1あるので時期は読めないが。
 しかし何でTwitterや5ちゃんねるでなくYouTubeのコメントを拾ったのだろう? まぁ、5ちゃんはあり得ないが。 

 試合、やはり前半はジェイが不詳箇所を狙う。
 単純にエプロンへドカドカ肘周辺を叩きつけるだけの攻撃が冷酷さを醸し出していて良い。
 サブミッションで追い込むジェイに、やられっぷりに感情移入するところもある棚橋のカードは噛み合わせが良いのだろう。
 昨年秋・両国での一騎打ちは面白かったなぁ。

 後半は棚橋も反撃。カール・ゴッチが若き藤波辰巳に伝授したという股に挟んでからのドラゴンスクリューを披露。
 だるま式スープレックスも決めるが、最後はテキサスクローバーを丸め込まれ敗戦。
 棚橋選手、復活アピールできたかどうか、ギリギリか。問題は大阪城の試合なのです。こちらは別記事で。

セミ:IWGP・USヘビー級選手権

 ○ジョン・・モクスリー(24分14秒 ダブルアームDDT)●ジュース・ロビンソン
 ※ジュース・ロビンソンが4度目の防衛に失敗。ジョン・モクスリーが第6代王者となる

 ディーン・アンブローズ改めジョン・モクスリー、新日本デビュー戦と同時にWWE退団後初の試合でもある。
 世界的注目度ハンパなし。
 モクスリーはシールドばりに客席から登場。WWEをボロクソ言ったわりにコレというのは不思議でしたが、最新インタビューでそこに触れていました。

■「これからはエンターテイナーじゃなく、“プロレスラー”として新日本で闘っていきたい」“話題騒然”ジョン・モクスリーに直撃インタビュー!!(前編)  | 新日本プロレスリング
 https://www.njpw.co.jp/203089
――まず、あなたは入場時、WWEの“ザ・シールド”(モクスリー=ディーン・アンブローズとローマン・レインズ、セス・ロリンズによるユニット)時代を彷彿させるように、客席スタンドから姿を現しましたね。
 
モクスリー 正直、“あの入場”をするかどうかは迷ったよ。見ようによっては昔の自分を引きずってるみたいだからな。でも、べつに俺は過去をなきものにするわけじゃないし、ファンを“アゲる”ためにクールなアイデアかもしれないなと思ったんだ。
 ハッキリとは明かしていませんが、新日本のアイディアだったのかな。
 シールドと違い、ディーン・アンブローズというシングルプレイヤーはゲートから入場してくる選手でしたからね。

 リングインしてアピール。曖昧な表現なのであまり使いたくない言葉なのだが、まさに「オーラが違う」と言いたくなる。ここまで出てきた選手と身体のサイズが一回り大きいからか、別世界の人が紛れ込んでしまったような感覚。

 試合は激しいモノに。
 気にしていたモクスリーのスタイルは、パンチ&キックは変わらずも、ハードコア成分増加、それに技も増えていた。
 やはり新日本向けに試合構成を変えてきましたな。荒々しさを常に感じさせたのも良い。
 脚への一点集中はよくばり過ぎかな? テキサスクローバーは使い続けてほしいけど。

 攻撃と同じぐらい、その受けっぷりにも驚く。自慢のドレットヘアーをバッサリ切り落とし、過去最高のモチベーションで挑んできただろうジュース・ロビンソンの捨て身な攻撃を食らいまくる。ジュースにとって、そのシュチエーションも含めれば生涯ベストバウトだったかもしれません。
 大物レスラーの初お目見えとなれば、4〜5分で一方的に圧勝する試合も考えられます。
 いくら過去のストーリーがあるとはいえ、WWEのトップ選手が、新日本で正直中堅クラスのジュースと互角近い内容で闘ってしまうのは普通考えられない。
 そこは、WWE時代の格に頼らず、内容で勝負していくんだという意志表示と受け取りました。
 顔見せでなく、いきなりリアルな友情ストーリーも絡めた「作品」を残してやろうとの意気込み。

 フィニッシュにも衝撃。WWE時代の得意技、ダーティー・ディーズがキックアウトされる。近年のWWEは一撃必殺が薄れぎみだが、さすがに驚く。
 ならばとモクスリーは高角度のダ−ティー・ディーズを発射し勝利。
 「このリングでは、これぐらいの技が必要だろ?」というメッセージにも聞こえた。
 WWEも見ている自分には複雑。でも正解でしょうね。

 モクスリー、まだ少しちょっとトッチラカッタ点もあるが、慣れぬリングでの試合としては上出来。試合序盤に脳震盪を起こしていたとの話もある。
 特別なモノを見た感覚になりました。
 G1、楽しみすぎます。全公式戦が大注目ですね。
 ただ、AEWのTVが始まったらソチラが中心になるんでしょうけど。テレ朝実況陣が「WWEを捨てて新日本を選んだ!」とか、彼を持ち上げすぎて後で後悔しないか心配。


メイン:BOSJ優勝決定戦

「BEST OF THE SUPER Jr. 26」優勝決定戦
 【Aブロック1位/CHAOS】○ウィル・オスプレイ
 (33分36秒 ストームブレイカー)
 【Bブロック1位/L.I.J】●鷹木信悟
 ※ウィル・オスプレイが3年ぶり2度目のBOSJ優勝


 もう各所で絶賛されていますが、とんでもない試合でしたね。
 オスプレイ、優勝決定戦ということもあってか、出し惜しみなしで飛びまくり。
 相変わらず身体のバランスが異常に良い。動き1つ1つのキレ・回転・空中浮遊感が他ではちょっと見られないレベル。
 ハイフライヤーならWWEのリコシェや、ZERO1のSUGIやルチャブラザーズも相当なものだが、オスプレイはそれを超えたかも。
 技だけでなく、年々、試合ぶりが良くなってるようにも感じます。
 オスプレイの華麗さに、鷹木信悟の重さが懸け合わさり試合は白熱しまくり。オスプレイが軽いということはないのだけど、鷹木と絡んだことで熱さと厚さが増す。

 鷹木は新日本参戦以降封印していたステイドリーム、メイドインジャパンをここで一気に解禁。盛り上がらないわけがない。。
 終盤、鷹木が怒濤のラッシュからラスト・オブ・ザ・ドラゴンで試合を決めにいく、「これで終わりだろう」という空気のなか…オスプレイはリバース・フランケンで切り返す。
 このフランケンがオスプレイには珍しく少し崩れ気味。タイミングの問題かもしれないが、自分は「いよいよオスプレイですら体力の限界なのか?」と不安がよぎった。
 実際、表情は必死そのもの。そりゃそうだよ、オスプレイだって限界はあるよ…と思った瞬間、カウンターのスパニッシュフライがズバーン。
 実は自分、スパニッシュフライ系の技があまり好きではないのだけど、これは燃えましたね。声をあげてしまった。
。トップコーナーからのオス・カッターを日本初公開し、ストーム・ブレイカーで勝利。優勝。

 素晴らしい試合。
 負けた鷹木もあっぱれ。昨年はチャンピオン・カーニバルでスーパーヘビー級の石川修司やジョー・ドーリングと名勝負を残し、今年は全くタイプ違うオスプレイとまた名勝負。
 今後は“無差別級へ。

 鷹木がヘビー寄りになるなら、もう新日本ジュニアはオスプレイが飛び抜けてしまうのでは。
 SHO・YOH・デスペラード・BUSHI、そして高橋ヒロムら日本勢は本当に大変だ。日本移住で更に感情移入されやすくなるし、コンディション良いわけでもないのに厳しい試合連発、応援したくなってしまう。
 まずはオスプレイがもっと知名度上げてほしいですね。一般層にも魅力が届けば。
 大阪城でIWGPジュニア王者となり、G1出場も確定。その先は…ん? J-CUP? なんだか出ちゃいそうで恐いなぁ。

 J-CUPより、オスプレイには、TBS「SASUKE」に出て欲しい。プロレスラーで一番可能性あるのでは。

 以上。
 大阪城の感想も書く予定。予定。

▼大会MVP:ジョン・モクスリー
▼大会ベストマッチ:ウィル・オスプレイ vs 鷹木信悟

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■謎映像“デス・ライダー”の正体はディーン・アンブローズことジョン・モクスリー、まさかの新日本参戦へ〜幾つかの疑問も ※追記アリ: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中) http://blackeyepw.com/article/186059435.html
■スーパーJr. 25」の全公式戦の感想を書いてみる、今更完結(優勝決定戦まで)〜ブラックアイ選定MVPは石森太二 
http://blackeyepw.com/article/183859706.html
 昨年のBODJですう。



 個別記事ページ→ 初っぱなから「作品」を残しにいったジョン・モクスリー〜6.5 新日本・両国国技館大会、感想

posted by sugi
2019年06月 02:31 | Comment(0) | 新日本プロレス
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