2018年09月30日

「走らないプロレス」にのめり込む〜9.23 新日本・神戸「棚橋弘至 vsオカダ・カズチカ」感想

カテゴリー:新日本プロレス





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 9.23 神戸ワールド記念ホール大会、メインの感想です。
 試合後は置いておいて、試合を中心に。

 なお、記事タイトルの「走らないプロレス」というのは、9月24日放送サムライTV「速報!バトルメン」での、ミラノコレクションA.Tさん発言からいただきました。


今年3度目の一騎打ち

■新日本公式
njpw.co.jp/tornament/146880?showResult=1 https://www.njpw.co.jp/tornament/146880?showResult=1
■9.23 新日本 / 兵庫・神戸ワールド記念ホール

▼メイン 東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
 ○棚橋弘至 (35分43秒 ハイフライフロー)●オカダ・カズチカ

 今年3度目の棚橋vsオカダ。福岡からは4ヶ月、武道館からは1ヶ月のスパン。見事に3つとも違う印象が残りました。
 福岡は棚橋選手が劣勢、武道館は30分ほぼ互角。
 そして今回は…執念の逆転劇。

 試合途中に棚橋選手が膝へのダメージを重ねたこともあり、オカダ選手がペースを握る。
 プランチャで場外マットに膝を打ち付けたのに始まり、足をコーナーに引っかけて宙吊りになる場面も。
 オカダ選手は「チャンス」とばかりに容赦なく脚・膝へ一点集中。
 福岡の試合では淡々とファイトしていたように見えたオカダ選手だが、今回は怒りやイラだちを隠さず表情に出していたのが印象的。
 G1中の陽気なキャラと違い“恐さ”が出始めていた。この試合の中ではかなりハマっていましたね。

 追い込まれに追い込まれた棚橋、遂にはロープに走れなくなる。
 絶体絶命…しかし、そこから逆襲。ドラゴン・スープレックスのブリッジにはいろいろ驚いたが、基本は走らずその場の切り返しで反撃。
 更に残った力を振り絞りトップコーナーへ上る。
 オカダがまさかの雪崩式ツームストンを狙うも(本当に放つつもりだったのか?)何とか防ぎ、初公開のコーナーから倒れる相手へのハイフライフローへ。更にハイフライフローを2つ重ね文句なしの勝利。
 最後の一発を仕掛ける際は、脚がギリギリなのかサードロープの下をくぐり(アンドレザか!)トップコーナへ昇っていた。

 棚橋選手が脚を責められるというのは珍しい絵ではないのですが、
映画宣伝で多忙なことを観客全員が知っている上、アクシデント的に膝を痛めるシーンが続くことで、「今日こそはダメなんじゃないか?、膝がパンクしてしまうんじゃないか?」と思わせるほどのやられっぷりを生んでいた。
 結果として、観客の感情を大きく揺さぶることに成功している。
 プロレスラーが人前でやっていることは全てプロレスに繋がる、繋げるのだと再確認。。
 その上で納得させられる勝ちっぷり。

 ダイビング・ボディプレスというのは、そこまでバリエーションのある技ではない。
 ハイフライフローも、アタック、背中へ、四つん這いの相手へ…ぐらい。
 他では、CIMAのマッドスプラッシュ、エディ・ゲレロ等のフロッグスプラッシュ、嵐(高木功)の旋回式…と言ったところか。
 それがここに来て新型出てくるとは。
 雪崩式ツームストンなる恐ろしい技を防いだうえで放ったというのも興味深い。

 ケニー・オメガ選手とのスタイルを巡るイデオロギー闘争は間接的にも続く。
 ケニー・オメガvs石井智宏が、互いに全力をぶつけ合うど真ん中系で観客を引きつけたのに対し、棚橋vsオカダは一方の選手が走れなくなるほど、動きを制限された中での闘いで引きつけた。
 どっちが上かは人によって違うのでしょう。

 「ケニーvs棚橋」への期待が私の中で上がりっぱなし。試合vs合でなく、直接対決でどうなってしまうのか?
 1.4権利証は「移動しない」ことでいろいろ言われるし、私も相当ブーブー言ってましたが(笑)…今年はもう「移動ナシ」でも許します(笑)。
 そのぐらい見たいのです。

 試合後のジェイ・ホワイト襲撃→外道の流れもインパクト抜群。
 試合も面白かったが、正直、話題性ではジェイが持って行ってしまった(だからこの記事で試合中心に取り上げてみました)。
 ケイオス離脱は想像できる範囲だが、そこに外道がつくとは、やられました。
 ジェイ・ホワイトに対する新日本の期待っぷりが見えてきます。
 軍団抗争は大きく変わっていくのでしょう。正直、団体問わず今時のユニット闘争が苦手な私ですが、ここからどう選手が入れ替わるかはさすがに気になります。
 ケイオス分裂、棚橋新派閥、デ・ハポンが「一歩踏み出す」宣言、バレットクラブも増員、Xもチラホラ…と、各ユニットが動きそう。
 G1終了以降は落ち着いてしまう感のある新日本だが、今年はユニット関連で盛り上げていくのかも。

 あとはYOSHI-HASHI ! 
 心配なのは分かるが、“無かったこと”にするのは気持ち悪すぎる。
 YOSHI-HASHI 選手が、新日本が、どう開き直れるか、待ってます。
 


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■9.23 DESTRUCTION in KOBE 神戸ワールド記念ホール試合雑感|もるがな|note
 https://note.mu/morugana/n/nb9f5dee3c001
 ↑これは素晴らしすぎます。完璧。

 ↓映画とシンクロする部分がかなりあったそうです。














 他にも、「この観戦記は素晴らしい」というのがあれば教えてください。



 個別記事ページ→ 「走らないプロレス」にのめり込む〜9.23 新日本・神戸「棚橋弘至 vsオカダ・カズチカ」感想

posted by sugi
2018年09月 02:29 | Comment(0) | 新日本プロレス
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