2018年07月14日

「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr. 25」の全公式戦の感想を書いてみる、今更完結(優勝決定戦まで)〜ブラックアイ選定MVPは石森太二

カテゴリー:新日本プロレス





全くもって今更、本当にお恥ずかしいのですが…ベスト・オブ・ザ・スーパーJr全公式戦の感想を簡潔させておこうと思います。
 リーグ戦終わって1ヶ月以上ですか…ひどいものです。
 とにかく行きましょ。


6月3日 東京・後楽園ホール ※公式戦最終節

 この日は全試合が公式戦。

公式結果:https://www.njpw.co.jp/tornament/136578?showResult=1

▼第1試合 Aブロック公式戦8
 ○ACH=3勝4敗
(8分27秒 エビ固め)
●タイガーマスク=3勝4敗
 ACH、入場時に虎マスクカブッテキタリ、試合中もタイガー技を狙い挑発。自分の技で負けてられないとタイガーも奮闘、しかし最後は丸め込み。
 前半戦は好調だったタイガー、終わってみれば負け越し。でも、このリーグは悪くなかったです。
 ACHはリーグ戦も楽しませてもらったが、最終日に内藤哲也テーマ曲に合わせノリノリのダンス披露したのが一番のインパクトになってしまったかな(笑)。もうでも、あれで再来日決まりでしょう。
 それまでに肩を治してほしいが、あんなに毎回空中技失敗続けていて完治する日はくるのだろうか?

▼第2試合 Aブロック
 ○金丸義信=3勝4敗
(9分24秒 ディープ・インパクト)
 ●BUSHI=3勝4敗

 ウイスキーvs毒霧はウイスキーの勝利。
 相変わらずBUSHIのブラックミストは効き目が一瞬で消える。
 BUSHIはオスプレイに勝利しているのが大きいが、内容は可も無く不可も無く…というところ。
 金丸はメインでの公式戦もあって、外様ながら新日本から信頼されているのだろうというのがよく見えました。

▼第3試合 Bブロック公式戦
 ○田口隆祐=3勝4敗
 (10分56秒 オーマイ&ガーアンクル)
 ●クリス・セイビン=3勝4敗

 かつてのアポロ55vsモーターシティ・マシンガンズ対決。終盤の切り替え試合にはその頃の雰囲気あったかな。
 最後は当時使っていなかったガーアンクルが勝負を分ける。
 田口選手、解説で面白おかしくいじられていたが、今リーグは絶好調、本気モードで好試合連発でした。
 セイビン、絶対良い選手だし好試合も多かったが、何かもう一つ突き抜けきれなかったような。Aブロックだったらどうだったかな。

▼第4試合 Aブロック公式戦
 ○エル・デスペラード=3勝4敗
(12分18秒 エビ固め)
 ●ドラゴン・リー=3勝4敗

 いきなり放たれたリーのトペがスピード・高さがとんでもなくビックリ。壁まで届くんじゃないかアレ。
 試合はマスク脱げる逃げないの部分含めデスペラードが主役のまま終わってしまった。
 自分は今シリーズのドラゴン・リー、凄く良かったと思っているのだが…ちょっとこの日はデスペにやられてしまった。注目度の高い後楽園では好試合しておきたい。石森選手辺りは後楽園で外さず全部インパクト残してましたね。
 デスペは橋ヒロム戦で爆発、あとは自身のスタイルを貫いた。


▼第5試合 Aブロック公式戦
 ○ウィル・オスプレイ=5勝2敗
(19分6秒 ストーム・ブレイカー)
 ●フィリップ・ゴードン=3勝4敗

 開始早々、回転系の場外ダイブをすかし合いリング上でピタっと対峙。「リコシェvsオスプレイ」の進化版を予感させたが、後半は「空中戦だけじゃ新日本は通用しないんだよ」とオスプレイがレクチャーするように、グラウンド・打撃でゴードンを追い詰めていく。感情を引き出そうとしているようにも見えました。実際、ゴードンの空中弾による反撃は気持ちも乗っていて素晴らしかったですね。
 フィニッシュ前のトップコーナー攻防中でのオスカッターが完璧。
 かなりの好試合。個人的には少し迷ったが大会ベストバウトにしちゃいます。
 外国人同士による「ハイフライヤー道の継承」というのが見えて興味深かった。
 一つだけ、オスプレイはスピーディーでオリジナルな技が多いので、「何がどうなったかわからない」「どっちが決めた技なのかわからない」ってのがたまにあるんですよ。これだけ直してくれれば文句ないのだが。
 正直、自分は完璧すぎていてオスプレイをそこまで好きになれていなかったのだが、今リーグで多彩な闘いぶりを見せつけられ、すっかり印象が変わってしまいました。
 ヘビー級いくの? それはあまりピンとこない。でもリスク高いスタイルを見直したいという気持ちからなのかなぁ。
 ゴードンは最後の最後に良い試合できて次に繋がったという感じか。

▼第6試合 Aブロック公式戦
 ○石森太二=5勝2敗<1位>
(14分55秒 イエスロック)
 ●YOH=3勝4敗

 これまた好試合。オスプレイvsゴードンとベストバウト迷いました。
 石森選手の打撃中心な追い詰めっぷりがいい。ハードヒットならノアは負けてられないですよ。
 YOHも粘ったうえに、今リーグ勝手に課題とさせていただいていた「勝ったかも」と思わせる場面をファイブスタークラッチでちゃんと作ることができていた。
 YOH選手にとって今リーグ一番の内容だったでしょう。苦労したが最後に良い試合できた。1シリーズ通し見てきたものとしては泣ける。

 この試合のフィニッシュ名は「イエスロック」。なぜゲームオーバーでない?
 Hi69選手のトランスレイブはパクってもそのままの技名なのに。
 不思議。


▼セミ Bブロック公式戦
 ○SHO=4勝3敗
(20分39秒 ショックアロー)
 ●マーティー・スカル=4勝3敗

 スカルが厳しく攻める。腕や頭を踏みつけたり、エルボースタンプを顔面に何発も打ち付けたり、ちょっと観客が引くぐらいなのだがおかまいなし。
 SHO選手は表情が素晴らしく、スカルの厳しい攻撃と必死に耐える表情がマッチする。
 耐えるだけでなく逆襲するときの顔も気持ちが見えて良い。これは武器だなぁ。ちょっと拳王に似てるけどね。
 試合は追い込みに追い込まれたSHOが一瞬のチャンスからショックアローをグサリ決め一撃勝利。
 この日だけでもいろんなスタイルの試合あったが、これはそのどれにも当たらないスタイルだったかも。
 観客がガンガン盛り上がるようなタイプではなかったが、これはこれでアリ。

 SHOは今リーグ、最もブレイクしたと言っていい選手。タッグにしろシングルにしろ今後楽しみ。
 スカルも相変わらず良いのだけど、今リーグはそこまで目立てなかった。
 レフェリー目の前の指ポキは考え直してね。


▼メイン Bブロック公式戦
 ○橋ヒロム=5勝2敗<1位>
(24分15秒 D)
 ●KUSHIDA =4勝3敗

 戦前、ヒロム選手が「KUSHIDA vsSHO」のロープワークなしだった試合を否定すりょうな発言をする。
 それを受けての対戦 、序盤に長く、そして何度も組み直すロックアップが続く。スタイルのすれ違いがこういう形で表現されるとは。
 振り切るように通常の攻防へ。でも気持ちが先に出すぎちゃってるような感はある。
 フィニッシュはヒロムのD。その前に強烈すぎる垂直のドライバーがあったとはいえ、三角絞めという関節技でKUSHIDA が負けてしまうというのは驚いた。

 KUSHIDA 選手、変わらず良い試合ばかりだったが、やはりSHO戦をやったという意味は大きいのでしょうね。
 ヒロム戦後に「まだまだ、“俺の墓場”はここじゃない」という発言していましたが…もしや。

以上、公式戦終了。


6月4日 東京・後楽園ホール


公式結果:https://www.njpw.co.jp/tornament/136579?showResult=1


▼メイン BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦
 ○橋ヒロム
 (34分1秒 タイムボム)
 ●石森太二

 石森選手が優勝戦くるとは思わなかった。でも文句ない内容です。

 優勝戦は序盤から激しいものに。
 南側客席での場外戦、真ん中の通路辺りからウラカンラナで飛ばされた橋ヒロムが凄まじい勢いで階段落ち!
 転がり落ちる速さにビックリ! あんなのデスマッチ系の団体でも見たことないよ!
 後半は「そろそろフィニッシュだろう」と思わせてから10分以上はハイライトが続いたのでは。大熱戦。
 最後は公式戦で1度も使っていなかったタイムボムで勝利。Dで決まるんじゃないかという場面もあったし、「温存していた」というよりは「使わざるえないほど追い込まれた」という形に見えました。
 文句なし、素晴らしい試合でした。
 もう、内藤選手のトロフィー破壊に話題が持って行かれたのがムカツクぐらいの内容(笑)。
 まぁ名勝負って、印象づける出来事というか「タグ」のようなものがあると記憶に残りやすいので、トロフィー破壊も良い方向に考えましょう。

 橋ヒロム選手、優勝すべくして優勝したと言っていいでしょう。
 公式戦はメインばかりで、好試合ばかり。
 タメがあっての初優勝、そしてJr王座戴冠だったので、怪我で欠場となってしまったのが本当に残念ですね。 観戦記が遅くなると優勝の印象も全く変わってしまう。反省。

 石森太二選手、「リボーン」やノア選手技を使っているのが本人の意志なのかよくわからないのがアレですが、内容は素晴らしい。試合構成変えているとはいえ、ヨソからきてこれだけできるのはとんでもないですよ。
 他団体の選手も自信もっていいのでは?

 以上。
 あー、もう全公式戦感想なんてやらない!
 書き始めたのが遅かったのが失敗だった。

ブラックアイ選定各賞


 MVP:石森太二
 ベストバウト:5.19 SHO vs ドラゴン・リー (悩んだ)
殊勲賞:SHO
敢闘賞:ドラゴン・リー
技能賞:ウィル・オスプレイ

ブラックアイ選定、見ておきたい試合


 ほとんどの方は全ての試合を見るのは不可能。なのでオススメの公式戦をピックアップしておきます。
 名勝負だけでなく、リーグ戦を負ううえで見ておきたい試合も含んでいます。

■5月18日 後楽園ホール
 ▼フィリップ・ゴードン vs ACH
 ▼ウィル・オスプレイ vs 石森太二
■5月19日 東京・後楽園ホール
 ▼SHO vs ドラゴン・リー
 ▼田口隆祐 vs エル・デスペラード
 ▼KUSHIDA vs クリス・セイビン
 ▼高橋ヒロム vs マーティー・スカル
■5月20日 静岡・キラメッセぬまづ
 ▼ウィル・オスプレイ vs ACH
■5月22日 東京・後楽園ホール
 ▼高橋ヒロム vs エル・デスペラード
■5月24日 滋賀県立体育館
 ▼ウィル・オスプレイ vs YOH

■5月25日 大阪・大阪市中央体育館
 ▼ドラゴン・リー vs 高橋ヒロム
■5月26日 名古屋国際会議場
 ▼金丸義信 vs 石森太二
▼5月27日 名古屋国際会議場
 ▼クリス・セイビン vs ドラゴン・リー
 ▼KUSHIDA vs SHO
 ▼高橋ヒロム vs 田口隆祐お
■5月31日 青森・八戸市東体育館
 ▼ウィル・オスプレイ vs タイガーマスク
■6月2日 群馬・ニューサンピア高崎
 ▼橋ヒロム vs SHO
 ▼KUSHIDA vs ドラゴン・リー
■6月3日 後楽園ホール
 ▼ウィル・オスプレイ vs フリップ・ゴードン
 ▼石森太二 vs YOH
 ▼橋ヒロム vs KUSHIDA
 

過去、BOSJ観戦記


■石森太二がNOAH系選手の技を使っていた件〜5.18 新日本「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr」開幕戦、感想: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中) http://blackeyepw.com/article/183287144.html
■シングルプレイヤー・SHO、良いです〜「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr. 25」の全公式戦の感想を書いてみる / 519後楽園〜5.24滋賀: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中) http://blackeyepw.com/article/183352106.html
■KUSHIDA vsSHOは何かが変わるキッカケになるのか?〜「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr. 25」の全公式戦の感想を書いてみる / 5.25大阪〜5.29栃木: プロレス専門ブログ・ブラックアイ3(テスト中) http://blackeyepw.com/article/183413955.html
■ドラゴン・リーがイイ、オスプレイvsタイガーマスクがまさか?の名勝負〜「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr. 25」の全公式戦の感想を書いてみる / 5.30福島〜6.2群馬
 http://blackeyepw.com/article/183489916.html



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posted by sugi
2018年07月 03:08 | Comment(0) | 新日本プロレス
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