2018年04月05日

噂の“唯一神”“遅れてきた鬼才”藤原秀旺をついに見たぞ〜3.31神田プロレス・神田明神大会

カテゴリー:インディー





P1190322.JPG


 マニアも一般さんも満足できる良い大会

 3月31日、神田明神で行われた「神田プロレス」を観戦してきました。
 神田プロレスは、神田・お茶の水辺りで年数回の大会を開催する地域密着型プロモーション。


■神田プロレス(@jinbopro)さん | Twitter https://twitter.com/jinbopro
千代田区神田エリアの地域活性を目的とした、地域プロレス団体です。ホワイトカレーの店『神保町チャボ』店主、根岸雅英が代表。選手会長は那須晃太郎です。2015年10月31日、11月1日神田スポーツ祭りイベント会場にて旗揚げ戦致しました。ご当地レスラーとして、神田カレーマスク、神田スキーフェアリーがデビュー。

 今回は、神田明神内建物の地下にあるホールが会場。

2018-03-31 15.33.25.jpg

 画像の建物の地下。
 自分は人に聞くまで場所が分からず、なかなか焦りました(汗)。
 小さめの階段を下りていくと、ガヤガヤとしたプロレス会場独特喧騒が。奥に進むとリング、その周り壁までギッッチギチの人。 主催者発表の観客数は350人。
 お子さんもたくさん。
 「子どもたちにプロレスを見て欲しい」ということで、全ての大会を“無料”で開催している。有料興行でもおかしくない内容なんですよ。素晴らしい。

 場内実況も流れる。当初は、元・日本テレビの若林健治さんが実況で、ザ・グレート・カブキさんが解説を務める予定だったのだが、若林さんが急遽欠席。このコンビ実況を聞くのが一つの目的だったので残念(「何やってんだ」聞きたかった)。
 しかし、代打で高柳真樹アナ、そして解説に小佐野景浩さんが加わり(カブキさんは予定通り登場)、これはこれで豪華。
 小佐野さんの一見三を意識しただろう解説は、視覚障害者の自分にとっても有り難かったです。

“インディの鬼才”藤原秀旺 vs “王道出身”佐藤恵一

 選手で最も注目していたのは藤原秀旺。
 2005年に北都プロレスでデビュー。その後、東北&北敢闘をホームとする団体「アライヴ」を中心に活動。
 お世辞にもインディーで大活躍できていたとは言いがたいが、ここ数年でマニアの注目度が急上昇。「遅れてきた鬼才」とも呼ばれる。神田プロレス参戦を通じ、東京のプロレスファンに知られたということなんですかね? とにかく、そのヒールっぷりとインパクトある言動・行動が人気。
 
 藤原秀旺選手に関しては、週プロ・モバイルの斧仁さん連載コラムが詳しい。

■【週刊プロレスmobile】『インディー・ザ・ワールド』〜“遅れてきた鬼才”藤原秀旺とは何者なのか!?〜
https://wp.bbm-mobile.com/sp2/SyuMobEyes/Detail.asp?c=01&ar=00019

 ついに生で見ることができた。
▼メイン CWCCカナディアンヘビー級選手権
 藤原秀旺 [王者] vs 佐藤恵一[挑戦者]

 CWCCカナディアン王座は、石川敬士が代表を務めた「新東京プロレス」で防衛戦が行われていたタイトル。過去には、奥村茂雄 やバッドニュース・アレンがベルトを巻いている。
 昨年、20年以上ぶりに突如復活。トーナメントを制し、藤原が王者となっている。
 挑戦者が佐藤恵一というのも異色と言えば異色。全日本プロレスでデビュー後、すぐ退団。フリーとなって昨年から全日本マットに戻り、ファンのリアルな反感を買っている。まだ3年目、これが初タイトル挑戦だそうな。
 地元・神田の正則学園野球部出身ということで(4番打者で活躍)チャレンジャーに抜擢されたようだ。

 なんと佐藤選手は、正則学園の後輩が生バンドで入場曲を演奏! すし詰め会場の隅で窮屈そうでした。
 佐藤選手の“ホーム”感が高まったところで藤原秀旺登場。
 入場曲は「汚れた英雄」。ターザン後藤リスペクトかな。
 藤原はスーツに覆面姿、更にマスクマンのセコンド帯同。サーベルも持っていたかな?
 試合前、なぜか国歌吹奏。藤原にはカナダ国歌が。なんでも「最後のカナダ人」を自称しているとか。
 過去のインディー選手をオマージュした要素が散りばめられているのですね。ニヤニヤが止まらない。

 開始ゴングが鳴ると、すぐ場外に出てスクワット。
 ああ、こういう感じ僕大好き。

 ファイトぶりはヒールそのもの。派手な技は控えめでインサイドワーク活かしペースを握る。
 地元の声援を背に佐藤も大技中心に攻撃。普段、全日本ではブイーングの的となることが多いので新鮮。カブキさんを前にトラースキックを連発。
 佐藤選手は特別ベビーフェイスをアピールするようなことは無かったと思うが、ビジュアルもキャラクターもファイトスタイルも正反対なので、自然と会場のノリは勧善懲悪となる。
 最後は、乱戦モードで会場が大きくざわつくなか、藤原のセコンドにいたマスクマンが介入。第1試合でも見たようなランニング・ネックブリーカーを見事に決めると、続けざま藤原がバックドロップを放ち勝利、王座防衛となった。
 この介入も、試合の前半に「手を出すな」と藤原がマスクマンを叱る前振りがあってのもの。
 王道出身がヒールの王道にやられた。
▼メイン ○藤原秀旺(9分10秒 バックドロップ)●佐藤恵一
 ※王者・藤原がV1

 週プロモバイルで試合時間を確認してビックリ。9分? もっと長く闘っていたように感じた。つまらなくて長く感じたのではなく、内容がめちゃくちゃ濃かったのだ。なかなか説明ができず歯がゆい。

 バッドエンドに一部のマニアを除き観客がトーンダウン。
 試合後も乱闘が続くと、第2試合に出場した矢口壱郎と那須晃太朗が佐藤の助太刀に現れた。
 会場の空気が高ぶりを戻したところで藤原がマイク。
藤原秀旺マイク「今日来てる客、そしてその家族、そして親戚一同、ゼン!イン!シネ!
 とんでもない台詞だが、言い方のインパクトと、あまりにストレートな内容に一般観客も思わず声を上げる。マニアは歓喜。
 続けざま、矢口選手がマイク。
矢口マイク「ここにいるみんな、レスラー、そして俺たち。ゼン!イン!生きる!」
 これには会場の観客全員が大歓声・大拍手。
 一話完結的満足度が求められる団体だけにコレは大正解。同時に藤原選手のマイクでマニアも満足させているのだから、もう百点じゃないですか。

 藤原軍団退場後には、神田プロレスと、矢口壱郎が近く本各旗揚げする「浅草プロレス」が協力して大会を行うという都内ローカル団体勢力図を揺るがす発表もあったりでなかなかの盛り上がりでエンディングとなりました。
 ちなみに佐藤恵一選手はリング上からいつの間にか消えていた。この日は、全日本プロレス・新木場大会とダブルヘッダーだったので早めに会場を後にしたのかも。

 いや、なかなか良いものが見られました。
 神田プロレス、そして藤原秀旺選手の試合がもっと見たくなりました。
 藤原選手は試合後に「香典袋」をバラまくというのも聞いていたのですが、さすがに神田明神の地下では不謹慎すぎたか。毎回やるわけでもないみたいですが。

6月3日、東京で藤原秀旺がたっぷり見られる大会が

 現在、藤原秀旺が主戦場にしているのは「アライヴ」。
 いろいろあって現在は、藤原選手が団体を乗っ取っているようです。
 団体名は「アライヴ&メジャーズ」に変更となっています。
 6月3日に東京大会があります。

スケジュール | プロレスリングアライヴ https://proalive.wordpress.com/schedule/
プロレスリングアライヴ&メジャーズ
旗揚げ9秀年&藤原秀旺代表就任“人間復興元年”記念興行
「藤原秀旺ールスター感謝祭2018〜ようこそシューウォーランドへ〜」

主催:プロレスリングアライヴ&メジャーズ
協力:気仙沼ALIVE!
■日時/2018年6月3日(日) 12:45開場 13:30試合開始
■会場/東京都BumB東京スポーツ文化館・マルチスタジオ
■チケット/
特別リングサイド(最前列・特典付)¥4,000
リングサイド(二列目以降)
一般・自由席¥3,000
リングサイド(二列目以降)
中高生・自由席¥1,000
小学生以下無料※保護者同伴につき
■プレイガイド/
プロレスリングアライヴ予約サイト(https://proalive.wordpress.com/ticket/
※現在こちらでのご予約のみ受け付けています。

 一部、参加選手も発表に。

■【大会情報】6.3江東区大会&神田プロレスに関するアライヴ&メジャーズからの声明 | プロレスリングアライヴ
https://proalive.wordpress.com/2018/04/04/%e3%80%90%e5%a4%a7%e4%bc%9a%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%80%916-3%e6%b1%9f%e6%9d%b1%e5%8c%ba%e5%a4%a7%e4%bc%9a%ef%bc%86%e7%a5%9e%e7%94%b0%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99/
 神田プロレスにも言及しているのでご一読を。

6.3アライヴ&メジャーズ江東区大会参加選手
藤原秀旺、木村太輔、松崎和彦、怨霊、秀・オブ・ザ・イルミナティ、勝愛実、尾崎妹加、宮城もち、弓李、ジョータ、磐城利樹、セルフ・キング、ビック・サム他数選手

 洪湾(セルフキング)、ビックサムの2選手は中国MKWから参戦するレスラーとのこと。

 大会名は「藤原秀旺ルスター感謝祭'19」。
 藤原選手本人の解説。

A感謝祭について
このことにつきましての趣旨は藤原秀旺がファンに感謝するイベントかのように思われがちですが、そうではなくお前らが秀旺先生に感謝して頂きたい。そのような場所をつくりましたんでね。
ちゃんと切符を買って見にこいと!一部で明らかに女子プロレス頼みの興行ではないのか?とお考えの方が多い。そう推測しますが、その通りです。反論の余地がない。サンキューです!としかいいようがないです。

 まさに秀旺ワールドを堪能できる大会となりそう。

<参考リンク>
■神田プロレス - ホーム(Facebook)
https://www.facebook.com/kandaprowrestling/
■プロレスリングアライヴ | 東北・北関東のプロレス団体|プロレスであなたのまちをもっと元気に
https://proalive.wordpress.com/
■陰謀藤原秀旺「藤原秀旺ールスター感謝祭'18」(@Syuuou_Fujiwara)さん | Twitter
https://twitter.com/syuuou_fujiwara



 個別記事ページ→ 噂の“唯一神”“遅れてきた鬼才”藤原秀旺をついに見たぞ〜3.31神田プロレス・神田明神大会

posted by sugi
2018年04月 02:49 | Comment(0) | インディー
この記事へのコメント

コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: