2018年03月31日

ゴールデンラヴァーズvsヤングバックスの試合の終盤まで引きずった「友情」ストーリーに違和感〜しかしレスリング・オブザーバーはそこを評価して満点5星

カテゴリー:新日本プロレス





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 日本時間で3月26日、現地時間で3月25日に行われた新日本プロレス・LA大会のメインについていろいろ思うところあり書いておく。


■新日本プロレス公式
http://www.njpw.co.jp/tornament/129850?showResult=1
▼メイン
 ○ケニー・オメガ、飯伏幸太(39分21秒 ゴールデン・トリガー)ニック・ジャクソン、●マット・ジャクソン

 試合自体は面白かったです。これまでの連携技の更に先を行くような展開あったり、タッグでなければ見られない見せ場が満載。
 注目度の高い新日本・アメリカ大会で、世界を驚かせてやろうという意気込みがビンビン伝わってきました。
 問題は、試合の冒頭から終盤まで時折見られたケニー・オメガとマット・ジャクソンの友情物語。
 試合冒頭では、飯伏がマットの負傷している腰を攻めるとケニーが止めに入った。
 終盤では、ケニーがマットに片翼の天使を狙うも躊躇、するとマットが「やれ!」とばかりにケニーの腕をとり技を促した。
 それだけ友情が厚いということなんだろうが…プロレスとしてどうかと思いません?
 兄弟とか親子の対戦ならまだ分かる。ザ・ファンクスも対戦したあとは「もう、やりたくない」と言ってました。
 また、本人達が望んでいない対戦を何らかの理由で無理矢理に組まされたというなら分かります。
 同じ軍団内の対戦を避けるのは珍しくない。

 でもやっぱり、「親友だから」という理由で闘いを躊躇するというのはプロレスラーとしての気構えとしてどうなのか?
 ケニーだって飯伏幸太という親友とは、日本武道館で互いの身体を壊す寸前ギリギリの試合をやりきっているじゃないですか。
 そういう時代から見ている者からすると違和感残る。

 試合が確定した瞬間は、ケニーもやる気満々だったですよ。
■2018年2月24日(土) 新日本&ROH / 後楽園ホール
http://www.njpw.co.jp/card_result/136145
メイン後マイク。
ケニー「ヤングバックスが、ヘビー級のタッグチームになりたいって。だから、なんか『待った』みたいなことを言いました。それは、挑戦か? 挑発か? どうかわからないんですけど、いつかはゴールデン☆ラヴァーズと闘うはずじゃないですかね?(※大歓声&大拍手) 正直、それはどう感じるかわからないけど、気持ちがよくわからないんですけど、ちょっと…もっと考えると、それはドリームマッチじゃないですか?(※大歓声) みんなの見たい試合ですか?(※大歓声&大拍手) だから、飯伏さん。もし、いつかヤングバックスとやったらどう思いますか?」

 すると飯伏は、「ケニー。絶対にいい試合になるから。組んで下さい。お願いします」と返答。さらに、ケニーが「しかも、ベストバウトを取る可能性が高いから! 久しぶりに飯伏さんとベストバウト取りましょう!」


 多少、悩む様子もありますが、もう前向きですよね。
 このあと何か闘いたくなくなる理由でもできたのでしょうか? ヤングバックスのYouTubeとかで新展開があったとか? 

 何にしても「試合の勝敗」より「友情」を重く見るというのは、私的にはノレないのですよ。よっぽど特殊な場合除いて。
 「この試合を境にそういうのもアリになる」というなら「ノー」と叫び大。
 ケニーやヤングバックスが「これまでにないプロレスをやってやったぞ」なんて思っているならガッカリです。

 ストーリー展開を否定しているわけじゃありません。良い試合だけやってればいい、みたいなノリの方が自分はダメ。虚実入り交じるのがプロレスの醍醐味ではるが、加減が間違えば全体が嘘臭くなる。

レスリング・オブザーバーが5星満点評価

 アメリカの超有名プロレスサイト「レスリング・オブザーバー」が、GLvsYBに5星満点の評価をしたそうで。

■[新日本プロレス] レスリング・オブザーバーの3.25米国 ストロング・スタイル・イボルブド 試合評価:ゴールデン☆ラヴァーズvs.ヤングバックス、ジェイ・ホワイトvs.ハングマン・ペイジ、他 ? 青空プロレスNEWS
http://aozora-band.com/wpwn/archives/32926
第9試合 タッグマッチ
〇ケニー・オメガ&飯伏幸太
vs.
?マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン
※:ゴールデン☆トリガー (39分21秒)
WON採点:★★★★★
メルツァー:技術や肉体的というより、ストーリーラインに優れていた試合。どちらかといえば2008年レッスルマニア24のリック・フレアーvs.ショーン・マイケルのような。

 ええ、ストーリーラインを評価して満点ですか。ああ。
 えー、フレアーvsHBKとは全然違うと思うがなぁ。
 フレアーにとって“負けたら引退”が懸かった試合、追い込んだショーン・マイケルズが「とどめを刺してしまっていいのか?」と躊躇する。WWE史に残る名勝負。
 でも、フレアーが引退するというのは完全なリアルであって(あとで復帰しますがw)、そのレスラー人生を絶ってしまっていいのか?と悩む姿には、観客誰もが感情移入できていたのです。しかも、それは勝敗が重要であり、「技で相手を傷つけるから」とかではありません。

 この印象の差は日本とアメリカのプロレス観の違い? まぁ僕がおかしいってだけの可能性もありますが(笑)

ロス大会の2日後の飯伏幸太ツイート

 飯伏幸太選手が3月28日に気になるツイートをしています。



 GLvsYBのことですよね。
 もう私は「その通り!」と思いましたよ、はい。
 おそらくほとんど本音でしょうが、ケニーとの関係を不安定にさせる発言としてリングに反映させることもできそう。ケニーがこれに応えるなら、ヤングバックス戦とは違う物語を描くことができるかも。


 最後にTLで見たツイートを。



 一報で、「友情に感動した」という声もたくさんあったのは事実です。

<関連リンク>
■新日本プロレスワールド:2018年3月25日 アメリカ・WALTER PYRAMID https://njpwworld.com/pg/s_series_00475_1



 個別記事ページ→ ゴールデンラヴァーズvsヤングバックスの試合の終盤まで引きずった「友情」ストーリーに違和感〜しかしレスリング・オブザーバーはそこを評価して満点5星

posted by sugi
2018年03月 01:52 | Comment(0) | 新日本プロレス
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