2018年02月18日

秋山準と鈴木秀樹が「試合を成立させるとはどういうことか?」を巡りTwitterでやりとり〜ツイートまとめ

カテゴリー:全日本プロレス

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 秋山準社長が最近の全日本プロレスをいろいろ語った記事に関し、鈴木秀樹選手が疑問を感じツイート。
それに秋山準さん本人がリプライで返答。

 大変に興味深かったので、そのやりとりをまとめておきます。

.

発端は東京スポーツ記事

 
 1つめのツイートは鈴木秀樹選手がリツイートしたもの。

 元記事はコチラ。
■【全日本】秋山社長2018大攻勢語る 他団体の大物続々参戦の真意は:東京スポーツ
https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/920623/
――3・25さいたま大会では諏訪魔、佐藤光留、岡田佑介組VS藤田、ケンドー・カシン、NOSAWA論外組が決まった

 秋山:これは諏訪魔の熱い気持ちに応えてだよね。藤田とからむことにファンから賛否両論の声がある? そこは本人たちも分かっていると思うし「否」の声を変えるのも本人たちの力。避けては通れないと思う。

 ――「否」の声がある以上はリスクもある

 秋山:ウチが支持されている理由の一つに、試合のクオリティーが上がっていることがあると思う。今は「否」でもお客さんに満足してもらえればいい。だけど(藤田組が)自分たちだけが目立ちたい、やりたいというのが行き過ぎると試合が成立しない。それなら申し訳ないけど、もう必要ない。ダメなものを上げる余裕はないから。

 以下、ツイートやりとり。大日本プロレス・宇藤純久選手のツイートも加えました。



















<秋山準選手からのリプ>











 2018年2月18日午前0時の時点で以上。

 いやぁ…Twitterでも緊張感ビンビンです。
 お互いの主張真っ向。
 皆さんはどう思われるでしょうか?

本来のプロレスは喜怒哀楽の全てがあった

 ※以下は私の追記的なもの。発言された選手の気持ちを代弁したとかでなく、私の創造なので注意を。一つの意見として。

 「試合を成立させる」とはどういう意味かを巡るやりとりですが、「プロレスラーがどういった心構えで試合に挑むのか」という話にもなっていると思います。

 詳しく説明されていることもありますが、今のプロレスダンタイのほとんどは秋山社長の考えに賛同するのではないでしょうか。
 喜んで帰っていただく、満足してもらおうという意識を高めたことで、プロレス界は00年代のドン底状態から脱出できたんだと自分は思ってます。
 娯楽が腐るほどある時代、安くないチケット代を払って観戦してもらおうと思えば、そういう考えに至るのは当然。「プロレス」を見る目も、ファンにしろ世間にしろ昭和とはだいぶ変わってますしね。
 一方、鈴木秀樹選手の発言を読み解くに…本来のプロレスはそうじゃないんだよ、と。対戦相手を立てるとか、盛り上がること前提なのはおかしいんじゃないか、と言うことだろうか。
 また、鈴木秀樹選手は、今の時代でも本来のプロレスでやっていけるという自信があるのでは。実際、大日本プロレスではやってるわけで。
 「僕は喜んで貰っても怒って貰っても泣いて貰ってもなんでも良いです」という発言も、本来のプロレスは喜怒哀楽の全てがつまっていたもので、今は「喜」「楽」に偏りすぎているという指摘にも聞こえる。
 確かにそうかもしれませんね。でも、全日本プロレスって他団体に比べれば「怒り」や「悲しみ」があるほうだと思うんですけどね(笑)。

 その辺を体感してもらえばいいのだが…鈴木秀樹選手が全日本プロレスに上がりそうな気配がないのが残念というか何というか。だからこそのツイートのやりとりでも緊張感ビンビンなわけですが。

追記

 Twitterで皆様から様々な意見をたくさんいただいたので紹介していきます。


































 個別記事ページ→ 秋山準と鈴木秀樹が「試合を成立させるとはどういうことか?」を巡りTwitterでやりとり〜ツイートまとめ

posted by sugi
2018年02月 15:23 | Comment(4) | 全日本プロレス
この記事へのコメント
はじめまして。
別の検索中にこの記事を見つけましたのでコメントさせていただきます。

全日本プロレスにはやはり根底に『王道』の精神が宿っているので、ただ試合をすれば良い、だけで成立というわけにはいかないんじゃないでしょうか?
ですから、秋山社長と、他の団体の選手とは、その辺の認識に違いがあるのでは・・・、と思います。

ちなみに、私個人的には、たとえ噛み合わない試合でもそれもプロレスの一つとして楽しめるので、鈴木選手の意見派かな・・・と感じます。
Posted by sakura at 2018年05月26日 11:09
> sakuraさん

コメントありがとうございます。当ブログ、挨拶以外のコメントは初です(笑)。

新日本vs全日本の構図に当てはまるのは間違いないのですが、自分は「今のプロレス」でほとんどの団体に通じるのが秋山選手の意見だと思います。ある意味、新日本含めプロレス界全体が王道よりになっているような。
自分も噛み合わない試合はそれとして楽しむ自信ありますが、そういうファンが多いようには感じません。秋山・鈴木、どちらが正しいか難しいところです。
Posted by 管理人・杉 at 2018年05月27日 00:13
秋山からはノアから離れても三沢イズムが
鈴木秀樹からはフリーで生き残ってきた考え方を感じるね
宇藤は練習しろ!!
Posted by フヒヒ at 2018年06月05日 20:04
>フヒヒ さん
宇藤さん、流れ弾が(笑)
Posted by 管理人・杉 at 2018年06月09日 13:22

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