2017年10月14日

オカダ・カズチカvsEVIL:10.9 新日本プロレス・両国国技館 感想〜カネの雨にはまだ届かず

カテゴリー:新日本プロレス





 ※新ブログを立ち上げた理由の一つに「テレビ・ネットで見た試合の感想を書きたい」というのがあったのです。でも復活以来まったく手をつけられず…ようやく1つ」できました。
 今後は、短めにしてでも、なるべくアップしたいと思ってます。
 なお、感想は私感が相当強くなります。不快に思われる方は「観戦記」「感想」はスルーしてください。

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オカダ vs EVIL

 "レインメーカー” vs "キング・オブ・ダークネス”。
 EVILは玉座に乗って登場。オカダにはレインメーカードルの集中豪雨。

キャラクター色の強いプロレスラーは、興味を持たれる取っかかりを造れる利点がある一方、「やらされている感」が生まれてしまうマイナスもある。最近はレスラー自身がアイディアを出し、自らキャラクターをプロデュースする場合も多いと聞くが(WWEジャパンの選手インタビュー集を読んでみてね)、帰国時のオカダやEVILはかなりの部分を団体がプロデュースしているのが透けて見えていた。こういう点は不人気に繋がってもおかしくない。しかし、2人はシッカリと新日本ファンの支持を得ていますよね。多少の好き嫌いはありますが。


 また、セミファイナルで内藤哲也選手が、新日本プロレスにおける「言葉」の大切さを石井選手に懇々と訴えていたが、オカダとEVILは、その言葉を必要とせずトップ戦線まで辿り着いたと言っていいでしょう。
 
 特にオカダ・カズチカは、オールタイムのプロレス総選挙で4位に入るぐらいまでになるのだから大大成功。ここ1〜2年では言動にも変化が見え始め、キャラと素顔が混じり合うような、新たな魅力を生み出しつつあるように感じています。
 海外だったり、怪奇派やマスクマンならまだしも、素顔のレスラーがこういうやり方で成功するのは驚き。2.5次元的な世界館なんですかね。オカダに続きEVILもブレイクするなら、プロデュース力でメインイベンターを生み出せる術を新日本プロレスが手にいれたということになるのか。

 ファンに支持される理由は、キャラクターにプラスして試合内容が良いという点も。今の新日本、試合がダメでは上へ昇っていけません。
 今回のIWGP戦も、試合内容が文句ナシなら、更に新日本もプロデュースに自身を持ったでしょう。

■10.9 新日本プロレス / 両国国技館
▼IWGPヘビー級選手権
 ○オカダ・カズチカ(33分26秒 レインメーカー)●EVIL
※王者・オカダがV8


 戦前、「オカダの倒し方はまだある」と言っていたEVILだが…新しい動きや策は少なめ。
 序盤のマンモスホームランを違う角度から打ち付けたのと、終盤に放った変形のリバースDDT?が新しかったぐらい。
 どちらかと言えばオカダの方がEVIL対策万全。
 場外鉄柵超えクロスボディにイスを投げつけられるもよけたり、イスの海へのバスターをフランケンシュタイナーで切り返したり…見せ場はオカダの方が多かった。

 ドームを前にオカダの強さを改めて示した…ということか。

 試合の序盤、オカダはEVILのことを「ワタナベ」と呼んでいた。まだEVILになりきれてないということなのでしょう。似た道を進んできたオカダだからこそ説得力あるはずの言葉。
 しかし、終盤になると「EVIL」とリングネームで叫んでいて、「よくなってきた」ということなのだろうが、そこまでEVILが追い込んでいるようには感じなかったので、オカダも薄っぺらく見えてしまうという…。

 「大大成功」と前にオカダを書いたが、全く問題を抱えていないわけはなく、試合後には内藤哲也とのマイク合戦で観客の支持率で明らかな差をつけられてしまった。
 しかし、そこでオカダは不機嫌さを隠さず、権利証入りブリーフケースに両脚で乗りながらマイクし、そのあとケースを無造作に投げ捨てた。この様子はちょっと格好良かった。"やらされてる感”は無かったですね。

 結局、プロレスはリアルとファンタジーのバランスで出来ているんだと自分は思ってます。団体やスタイルで、その割合は違ってくるので正解のバランスはないのだけど。

 今回のIWGP戦は、EVILの入場が一番印象に残ったかな。今後、EVILのキャラクターに変化が出てくるか気にしておきたい。


 そこまで酷い試合ではなかったけど、これまでの防衛戦が凄すぎましたからね…。
 



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posted by sugi
2017年10月 01:08 | Comment(0) | 新日本プロレス
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